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途端に難しい顔になった不破くん。
「危ないやん…俺、送ってくわ。Aちゃん何買うん？」
一度断ったが気にしなくていい言われてしまったので、急いで商品を選んでレジへと向かう。
既に会計を終えた不破くんがレジ横で待ってくれていた。
「ごめんね、不破くん」
「ええよ〜、さ、行こか」
2人で帰路に着く。まさかの家の方向が一緒だったようで不破くんが遠回りすることがなくてほっとする。
「不破くんは、なんでこんな遅くにコンビニに？」
「あー…俺、時々寝れない時があるんよな、それで」
「そっかぁ〜、私はね、親が旅行で居なくてねゲームずっとやってたらお腹すいちゃって…不破くんはゲームする？」
「俺もするけど……てか、気にならんの？」
「え、？なにが？」
「あ、いや…寝れない理由とか…？？」
「うーん、気にならない！ってハッキリは言えないけど……無理に聞くものじゃないしね、聞いて欲しいなら全然聞きますよ！！」
「そっか、Aちゃんはそうゆう子やったね、」
可笑しそうに笑った不破くんはぽつりぽつりと話してくれた。
「そんな大した話でもないんよ、中学でちょっとな。よくある罰ゲームみたいなやつでさ、告白されたんよ。俺、今まで生きてきて告白なんてされたこと無かったから、舞い上がってオッケーしたら、罰ゲームでした〜！みたいな…」
「よくあるノリに今も傷ついてる俺が弱いんよな、こんなんで寝れんとかホントかっこ悪いわ〜笑」
不破くんは笑ってるけど、よく見れば目には薄く膜が張ってるみたいだ。
「……不破くんがかっこ悪いわけない」
「え、？」
「不破くんは世界で1番、いや、銀河で1番かっこいい！」
かける言葉はもっと他にあったと思う。でも、今はとにかく伝えたかった。
「なんかスケール大きすぎて嘘に聞こえるかもだけど！本心だから！私ほんとに、不破くんがかっこいいって思うし、それに、好きだから！！」
「………それって、告白？」
「え、いや、あの、そういうんじゃなくてあの、」
「ともだち！友達として好きっていうか…好きは好きでもあの……」
1人でわたわたしてると、なんだか不破くんの肩が揺れてるような感じがした。
「不破くん……もしかして、笑ってる？」
「んぐ……いや、ちがう」
「絶対笑ってたよね！？からかったの！？」
「ふは、まじでAちゃんおもしろすぎー！笑」
私の1歩前に出て振り返った不破くんの顔は見たことが無いくらい笑顔だった。
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るき(プロフ) - 最後意外にも暗いラストで個人的に超すきです！！！あとlrn推しだから激重なlrn見れたのすごく嬉しかったです！！すごく面白い作品でした！ありがとうございました！ (4月7日 22時) (
レス) @page35 id: f3ef94bb07 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 好きだぁ！！！！ (3月15日 6時) (レス) @page21 id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (3月12日 3時) (レス) @page17 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
あめ - めちゃめちゃお話好きなタイプのやつで最高です！更新頑張ってください！応援してます！ (3月12日 3時) (レス) @page17 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - ストーリーめっちゃ好きです！更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！無理せずに頑張ってください！ (3月11日 11時) (レス) @page14 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2024年2月18日 23時
