お姫様 ページ15
葛葉くんや美兎ちゃんとの仲も深まり、お弁当を5人で食べることが何回かあった。
葛葉くんは他のクラスにとっても仲のいい人がいるみたいでその人と食べる時もある。「紹介したいけど、したくねぇ……」とか言ってたので、よっぽど素晴らしいお友達のようだ。会ってみたい。
そんなこんなでわちゃわちゃしながら1週間が終わった。
今日は華金で明日は至福の土曜日！
新しい服が欲しいからショッピングに行く予定だ。
るんるんでお出かけ用の服を選ぶ。ボディクリームも塗ったし、ヘアオイルもつけたし、準備はバッチリだ。
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朝起きて晴れた天気が目に入る。お出かけ日和の素晴らしい天気だ。服を着替えて、メイクをして準備万端！
「いってきまーす！」
さぁ、楽しい楽しいお買い物のスタートだ！
新作コスメを見て、お洋服を見に行こうとお店に向かっている時に見覚えのあるミルクティー色の髪の毛が見えた。
「あれは……りりむちゃん、？」
ロリータ服を売っているお店のショーウィンドウを見ているようだ。なんだか悲しそうな顔だ。
「りりむちゃん、奇遇だね！お買い物？」
「えッ！？な、なんで」
「？私お買い物してたんだ、そしたらりりむちゃんがいて……」
後ろから声を掛けたら驚かせてしまったみたいだ。
りりむちゃんの瞳が大きく見開かれた。
そして、いきなり腕を掴まれて引っ張られた。
「え！？ど、どうしたの、？」
「ちょっときて！！」
酷く慌てた様子のりりむちゃんに必死についていくと、人気のない路地裏にたどり着いた。
どんッと、所謂壁ドン状態になり、りりむちゃんがゆっくりと口を開く。
「……りりむが、りりむが可愛い服見てたって誰にも言わないで！！」
「なんでとかって、聞いたらいや、？」
「…………りりむ、可愛くないから。可愛くないりりむは可愛い服を着たらダメなの。可愛くなりたいから動画とか見てメイクしてるけど、全然足りないし……」
「りりむだって、可愛い服着たいのに……」
涙ながらに話してくれたりりむちゃん。
「りりむちゃん、今日暇？」
「え、今日は何にも予定ないけど……」
「なら！うちに泊まりに来ない？？」
「……え？」
戸惑うりりむちゃんを引き連れて、うちへ帰る。
「ただいまぁー！」
「おかえり…あれ？どなた？」
「友達！今日お泊まり会するの！！」
お母さんにそう伝えて、自分の部屋へと上がる。
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るき(プロフ) - 最後意外にも暗いラストで個人的に超すきです！！！あとlrn推しだから激重なlrn見れたのすごく嬉しかったです！！すごく面白い作品でした！ありがとうございました！ (4月7日 22時) (
レス) @page35 id: f3ef94bb07 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 好きだぁ！！！！ (3月15日 6時) (レス) @page21 id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (3月12日 3時) (レス) @page17 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
あめ - めちゃめちゃお話好きなタイプのやつで最高です！更新頑張ってください！応援してます！ (3月12日 3時) (レス) @page17 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - ストーリーめっちゃ好きです！更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！無理せずに頑張ってください！ (3月11日 11時) (レス) @page14 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2024年2月18日 23時
