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あの後、HRギリギリに葛葉くんは帰ってきた。
数学の授業では、私の計算ミスを笑われ、国語の授業では葛葉くんが寝ているのを起こしたりと結構仲良くなれた。
そして、4時間目が終わりお昼の時間だ。
授業の片付けをしていると
「Aちゃん、良ければお弁当一緒に食べませんか？」
「美兎ちゃん！うれしい、食べたいな……」
美兎ちゃんからのお弁当の誘いに乗ろうとしたが最後まで言えなかった。
「Aー？俺らと食べるって言ったよな？？？」
にこにこ笑顔のローレンとアクシアが居たからだ。
「う、そうだった…ごめんね、美兎ちゃん」
「……貴女方がAちゃんの幼なじみさんですか、私Aちゃんの“親友”になりました、月ノ美兎と申します。女の子2人の会話に割って入ってくるのはどうなんでしょうか？デリカシーに欠けると思いませんか？」
「どーもコンニチハ、昨日Aから聞いたわー、新しい“友達”が出来たってさ。そもそも昨日から約束してんのよコッチは、それを理解しないで割って入ってんのはそっちじゃない？？」
なんだろう、ローレンと美兎ちゃんとの間に火花が見える
アクシアもなんだか美兎ちゃんを睨んでるみたいだし、仲悪いのか？？
そんなことよりお腹すいたから早く食べたいんだけどな…
ふと、横を見ると1人でメロンパンを食べる葛葉くんがいた。
「……葛葉くん、良かったらお弁当一緒に食べない？」
「あの言い争ってるヤツらはどうすんだよ」
「一緒に食べるよ！5人で食べよう！ローレン達もいいでしょ？」
未だ言い争っている3人に声をかけると、ローレンとアクシアが目を見開いた。
「ずはじゃん！Aと隣なん！？」
「え、知り合い？」
「昨日ゲーム部の見学で話したんだよ、まさかAと仲いいなんて思わなかったけど」
まさかの繋がりアリだ。でもこれなら！
「じゃあ尚更5人で食べようよ！どうかな葛葉くん」
「…………どうしてもって言うなら食べてやってもいい」
可愛くないだなんてひそひそ言ってるローレン達は無視して「どうしても葛葉くんと一緒に食べたいな！」と言うと、頷いてくれた。
その後、5人でご飯を食べた。ローレン達と葛葉くんは随分と打ち解けたようでお弁当の取り合いをしていた。
昼休みがあっという間に終わり、席につく。
「なぁ、今日誘ってくれてアリガト……」
小さな声だが私には十分だ。
でも葛葉くんの顔はなんだか沈んで見えた。
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るき(プロフ) - 最後意外にも暗いラストで個人的に超すきです！！！あとlrn推しだから激重なlrn見れたのすごく嬉しかったです！！すごく面白い作品でした！ありがとうございました！ (4月7日 22時) (
レス) @page35 id: f3ef94bb07 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 好きだぁ！！！！ (3月15日 6時) (レス) @page21 id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (3月12日 3時) (レス) @page17 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
あめ - めちゃめちゃお話好きなタイプのやつで最高です！更新頑張ってください！応援してます！ (3月12日 3時) (レス) @page17 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - ストーリーめっちゃ好きです！更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！無理せずに頑張ってください！ (3月11日 11時) (レス) @page14 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2024年2月18日 23時
