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なぜか目が覚めたら赤ちゃんだったわたし
この体にもすっかりなれて先日5歳の誕生日を迎えました
5年間生きてきて気がついたことがある。
それはこの世界が乙女ゲーム「トキメキライフ」であるということだ。
気づくキッカケになったのはテレビに出てきた芸能人が言っては悪いがあまりかっこよくなかったこと
そしてその芸能人が「今大人気イケメン俳優！」と言われていたことだ
父と母共に普通の平凡顔だったため、この世界ではものすごくブスでもなく、かといって凄く可愛いわけでもない顔に生まれた
おかげで幼稚園に行っても影のように過ごすことができた
でもまぁ許せないことは、
「やーい！ぶさいく！！あっちいけよ！」
「や、やめてよ…」
どちゃくそに麗しい顔をした子がいじめられることだ
前世で面食いだったわたしは、今世でも変わらずの面食いだ。でも、ビビりなとこも変わらないわたしは目の前に飛び出して「やめなさいよっ！」なんて言えるわけもない
「せんせい、あのね、なんかあっちでけんかみたいな…」
というわけで、せめてもの抵抗として先生を呼んでやった。
いじめっ子が先生に連れてかれるのを影で見届けてから
麗しボーイに話しかけにいく。
「だいじょうぶ？」
「…なんでおれのことたすけてくれるの」
なんでと言われてもかっこいいからと言うのか、いや幼稚園生がそんな不純な動機で人を助けるのか？
うーん、うーん、と悩んでいたがだんだん面倒になってしまった。まぁいいや
「わたし、あなたのかおがすきだから！！」
「……は、？」
「そんなのありえないよ、おれぶさいくだし…」
「なんでそんなこというの？？鏡みたことある？？あなたとってもかっこいいよ！！！目の色は空の色だし！髪の色は宇宙の色！鼻筋もしっかりしてるし、お肌も綺麗で…」
「そんなことはじめていわれた…」
男の子は目に涙をためてついには泣き出してしまった。
褒め方を間違えたかな、やっぱ顔で助けました！は良くなかったかな…とにかく、こんなかっこいい子を泣かせるだなんて万死に値してしまうって…！
「みんな見る目がないの！！わたしはあなたのことかっこいいと思うしとってもすき！！」
「…ほんと、？？」
「ほんと！！」
「そっか、うれしい…」
微笑んだ顔の破壊力やばし。一瞬で私のハートは射抜かれてしまった。
「そういえばお名前は？わたしはAだよ！」
「おれはアクシア、アクシア・クローネ」
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るき(プロフ) - 最後意外にも暗いラストで個人的に超すきです！！！あとlrn推しだから激重なlrn見れたのすごく嬉しかったです！！すごく面白い作品でした！ありがとうございました！ (4月7日 22時) (
レス) @page35 id: f3ef94bb07 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - 好きだぁ！！！！ (3月15日 6時) (レス) @page21 id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (3月12日 3時) (レス) @page17 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
あめ - めちゃめちゃお話好きなタイプのやつで最高です！更新頑張ってください！応援してます！ (3月12日 3時) (レス) @page17 id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - ストーリーめっちゃ好きです！更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！無理せずに頑張ってください！ (3月11日 11時) (レス) @page14 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ | 作成日時：2024年2月18日 23時
