もう1人の副総長

7話 ページ8

ﾋﾅ｢ご、ごめんなさい！｣

ﾏｲｷｰ｢なかなか痛かったなぁ〜笑｣


『ヒナちゃんだっけ？好きな人の為に頑張るのはいいけど、無茶しちゃダメだよ！相手が相手なら大変なことになるからね？』

ﾋﾅ｢は、はい！それじゃぁヒナ、戻るね！｣

ﾀｹﾐﾁ｢え、デ、デートは！？｣

『(デートだったんだ…。)』

ﾋﾅ｢また今度でいいよ！せっかくお友達来てるんだから｣

『ヒナちゃん、私と友達になろう！これメアドね。今度遊びに行こうよ』

ﾋﾅ｢はい、是非！｣

日向は、武道に手を振り学校に戻って行った。


ﾏｲｷｰ｢いい子じゃんあの子。大事にしてやれよ。｣


武道はマイキーを後ろに乗せ、ドラケンは(人2)を乗せて自転車を漕いでいた。

ﾀｹﾐﾁ｢あの、なんで俺なんか気に入ったんすか？｣

ﾏｲｷｰ｢くだらねぇ質問。｣

ﾏｲｷｰ｢俺にはさ、10ｺ上の兄貴がいたんだよ。喧嘩弱いくせに大事なモノの為ならどんなことにも挑んでいってた。そんな兄貴にお前が似てるんだよ。｣

自転車を降り、河原で座って4人で話す。


ﾏｲｷｰ｢今は不良がダセーって言われる時代だけど、兄貴の時はみんな肩肘張ってさ喧嘩ばっかして、でも自分のケツは自分で拭いてそんな奴らがなんでダセーんだ？

だから俺が不良の時代を創ってやる。｣



ﾏｲｷｰ｢だからお前も着いてこい、花垣 武道。俺はお前が気に入った。｣

ﾄﾞﾗｹﾝ｢譲れねえモンのためにどんな奴にでも楯突くお前みたいな奴はそうは、いねぇ。まぁどうするか考えとけよタケミっち。｣


マイキー、ドラケン、(人2)は、帰って行った。


『ねぇ明日花火大会なんだって！エマも誘ってみんなで行こうよ』

ﾏｲｷｰ｢いいね！神社から見れるし、そこで見よっか！｣

『じゃあ明日神社に集合ね！』

明日の約束をしてマイキーと別れた。

『ケン、明日も髪型お願いね！』

ﾄﾞﾗｹﾝ｢おう、任せろ｣

8話→←6話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す