もう1人の副総長

1話 ページ2

pipipi…



『ん…』


目覚ましの音で目が覚める。

カチッ…


『もう朝か…ケン起きて』


隣には上半身裸の男が寝ている。

彼は龍宮寺 堅。東京卍會 副総長。
通称 ドラケン。


ﾄﾞﾗｹﾝ｢ん…もう朝？｣

『そうだよ、だから起きて』

ﾄﾞﾗｹﾝ｢ん…はよ。｣

『おはよ。顔洗って支度しよう』

2人で洗面に立ち身支度を済ませる。


ﾄﾞﾗｹﾝ｢(人2)〜、髪やって〜｣

『いいよ〜。その次、私ね？』

ﾄﾞﾗｹﾝ｢おっけ〜｣

ソファーに座っているドラケンの後に立ち、髪を編んでいく。

ﾄﾞﾗｹﾝ｢今日は、どんなんにする？｣

『んー、今日はお団子の気分！』

ﾄﾞﾗｹﾝ｢おっけ〜｣

『今日は、例の喧嘩賭博を見に行くんだよね。』

ﾄﾞﾗｹﾝ｢あぁ。パーのとこのキヨマサが勝手に東卍の名前出してるらしい。｣

『ふーん。喧嘩賭博なんてくっだらねぇー』

ﾄﾞﾗｹﾝ｢よし、出来たぞ。準備してマイキーんとこ行くぞ。｣

『はーい。』


『ねぇ、ケン』

ﾄﾞﾗｹﾝ｢あ？｣


chu...


『ふふ♪さ、早く行こ！』

ﾄﾞﾗｹﾝ｢おまぇ、、可愛すぎだろ｣


仲良く手を繋いで自転車小屋に向かう。

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