2人の朝食 ページ44
それからしばらく2人が落ち着くまで抱き締めていたら、寝落ちたらしく力が抜けた。
…あーらら、まぁいいか。
優しく2人が寝ていた所へ身体を戻し心もとない布切れをかぶせた。
…流石に心もとなさすぎたので、冬用に仕舞ってあった少し厚めの布切れを出して2人にかぶせた。
…さすがに申し訳ねぇな。
そう思いつつもワイに出来ることは何も無く、己の今の無力さを痛感しつつ眠りについた。
──────────
…っんんん〜〜〜！！
翌朝清々しい(少し冷えた)空気で目が覚めた。
『…2人は、……よかった。』
昨日泊まっていった2人の方を見れば冬用の布切れに包まりながらスヤスヤと寝ていた。
ほんっっとーに、良かったわ…冬用のやつかぶせといて。セーフ、か？…いや、こんなとこいる時点でアウトか。
そう考えつつ2人が食べれそうなものが無いか確認する。
…何かあったかな。最近じゃ平民の人に用意してもらっていたからなんとも言えない。
それに保存の仕方がかなり緩いから…、やばいかも。
飯抜き有り得るぞ、おい、どうすんだワイ。
……ワイはともかく、2人分の朝食よな。
コネシマさんがくれると言った食材やらなんやらはまだだし、まともな飯がこの貧民街にあるとも思えん。
……さて、何度も言ってるが…どうしようか…。
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晶。 - 今年もよろしくお願いします！更新楽しみにしてますね！ (1月10日 23時) (
レス) @page42 id: d0550d77ed (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - うわ読んでて気づいたこの小説楽しい（？） (10月25日 21時) (レス) @page31 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
くるぽっぽ - ………話がドタイプすぎる！！！！！メンヘラ感最高ですね！！！()がんばってください応援してますｯｯ！！！！ (10月8日 4時) (レス) @page7 id: bd74be54ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白川 | 作成日時：2023年10月4日 1時
