家族の話 ページ39
マカロンを完食し、各々仕事に戻ったしんぺい神先生と兄さん先生。
生徒会メンバーの仕事が終わる頃…。
sho「なぁ、Aはまだ帰らんでええの？」
『まぁ、貧民街は割と遠いし時間はかかるけど問題ない。』
shp「家族は？心配しないんすか？」
『まぁ、家族なんて(この世界には)いないさ。別に居てもいなくても変わらねーしな。』
前世では割と放任主義だったからね、両親。
仲悪いとかじゃないけど自由な人達だったし。良くも悪くも関心が薄いって言うか…、まぁそれが俺はちょうど良かったんだけどね。
shp「え…。」
sho「大変やった？」
『いや？割と普通に俺は生きれたよ。(言うてこの歳からしかこの世界にいないし。)』
その言葉にまだ作業していた人らまで目を見開いてこちらに振り向いた。
『え、何すか？』
zm「は？え？1人でここまで生きたん？？」
『うん、まぁそうだね。』
そう言ったら、コネシマさんに頭を撫でられた。雑だけど暖かい手。髪の毛がボサボサになるのなんか気にならないくらいの暖かい手。
『…コネシマ、さん？』
kn「ん？」
『え、なんでワイ撫でられてるんです？』
kn「んー、まぁええやん。気にすんな。」
そう言ったコネシマさんはどこか寂しそうな、影のある表情をしていた。
『…そうっすね。ふへ…、初めて撫でられたかも。』
あまり事情に突っ込まず、撫でられたことの感想を言うとコネシマさんにさらに撫でられた。
懐かしむような、苦しそうな表情のコネシマさんが視界の端に写り、俺は撫でてくれている手を振り払うことは出来なかった。
…闇深いて。どーゆー過去持ってんのさ…。
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晶。 - 今年もよろしくお願いします！更新楽しみにしてますね！ (1月10日 23時) (
レス) @page42 id: d0550d77ed (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - うわ読んでて気づいたこの小説楽しい（？） (10月25日 21時) (レス) @page31 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
くるぽっぽ - ………話がドタイプすぎる！！！！！メンヘラ感最高ですね！！！()がんばってください応援してますｯｯ！！！！ (10月8日 4時) (レス) @page7 id: bd74be54ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白川 | 作成日時：2023年10月4日 1時
