ソファで待てとは ページ35
ドンッ
ut「天ちゃんやっと来てくれたんやな！」
『いや、うん？まぁね？』
ドアとの距離が近かったため危なかったが、ぶつかってきた鬱さんをなんとか受け止めた。
キラキラと目を輝かせてるの可愛いけども…。
勢い強すぎる…！痛てぇ…。
『お待たせしましたぁ…。』
ぎゅうぎゅうと強く抱き締めてくる鬱さんを連れて生徒会室に入る。
sho「遅いで！」
『それはゴメーン。』
シャオロンさんに手を引かれて行った先は、なんかめちゃくちゃ高そうなソファだった。
『…ここ座ればいいのか？？』
zm「A！せやで！座って待っとってな！」
『うん、分かった。』
できる限り生徒会メンバーには迷惑をかけたくないので、遠慮がちにだがソファに座る。
『鬱さーん？仕事終わったらこっち来たらいいじゃん。ね？』
ut「…居なくならんでな。」
『ん、約束するわ。待っとるから頑張りな。』
ut「ん！約束やからな！」
引っ付いてた鬱さんも仕事に戻り、ソファの隅っこで膝を抱えて大人しくしておく。気配も薄くして(役に立つのか知らんけど)邪魔にならないように声を出さないようにする。
これがまたちとキツかったりするんだよねぇ…。
───────
─rbr side
今日分の書類が終わり軽く肩を回してソファの方を見ると、ソファの隅で膝を抱えた状態で寝ているAの姿が見えた。
特に何があったわけでもなく、淡々と作業を続けられたのは多分Aのおかげなんだと思う。
現に、書類をサボりがちな大先生やコネシマ、いつも集中力が切れたとかで周りの奴らにちょっかい出してるゾムやシャオロンが黙々と書類を片している。
かく言う俺も、割と作業スピードがいつもより早かった気ぃするし。
Aパワー…ってやつなんかな。
流石にここで風邪をひかれても困るし、掛け布団でもかけてやろうか。
生徒会室に常時置いてある掛け布団をAにかけて、昼の時に念の為取っておいたマカロンを自分へのご褒美として頬張った。
rb「んま…。」ﾎﾞｿｯ
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晶。 - 今年もよろしくお願いします！更新楽しみにしてますね！ (1月10日 23時) (
レス) @page42 id: d0550d77ed (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - うわ読んでて気づいたこの小説楽しい（？） (10月25日 21時) (レス) @page31 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
くるぽっぽ - ………話がドタイプすぎる！！！！！メンヘラ感最高ですね！！！()がんばってください応援してますｯｯ！！！！ (10月8日 4時) (レス) @page7 id: bd74be54ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白川 | 作成日時：2023年10月4日 1時
