対処法 ページ16
たまたま、シャオロンさんはワイのいるところと近い位置にいたから手を伸ばせば届く。
コネシマさんが座らせてくれたおかげで、処置がしやすい。
鬱さん…、ちょいとごめんね。
『っしょ。』
半ば無理矢理、鬱さんの腕から抜け出しシャオロンさんの前に行き、軽く前かがみの姿勢にさせる。
『シャオロンさん、声聞こえるかな？聞こえたら手、握ってもらえる？』
背中をさすりながらゆったりと、落ち着かせるように話す。
背中をさすってない方の手をシャオロンさんの手と重ねて問いかける。
すると、シャオロンさんがワイの手を弱々しく握り返してくれた。
『ありがとう、ワイと一緒に呼吸しようかね。
吸ってー、吐いてー、吐いてー。吸ってー、吐いてー、吐いてー。』
sho「ﾋｭｰ、っはぁ、はぁぁ。っすぅー、はぁー、っはぁ。」
『そう、上手に出来てるよ〜。
もっかい、吸ってー、吐いてー、吐いてー。』
シャオロンさんが落ち着くまで、呼吸が元に戻るまで、一緒に呼吸をする。
その間、他の人はこの様子を息を呑んで見ていたり、鬱さんを支えていたりしていた。
sho「ごめ、っふぅ。」
『よーしよーし、ゆっくり呼吸してな〜。』
sho「ん…。」
『大丈夫、大丈夫。もうちょいこの体制でいよかぁ。』
sho「…ごめ『謝んないでー？ワイ別に悪いことされたわけじゃないし。』…ありがと。」
『んは、どういたしまして〜。』
いやぁ、ミコちゃん、前世も今世もお世話になりましたよ〜。あざした。
「…すごい。」
rb「シャオロンすぐ落ち着いたな…。」
「アイツ何者？」
「……。」
すごいも何も、ね。教えてもらったことをやっただけだから。
そんなことを思いつつ、落ち着かせれたことに安堵の息を漏らした。
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晶。 - 今年もよろしくお願いします！更新楽しみにしてますね！ (1月10日 23時) (
レス) @page42 id: d0550d77ed (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - うわ読んでて気づいたこの小説楽しい（？） (10月25日 21時) (レス) @page31 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
くるぽっぽ - ………話がドタイプすぎる！！！！！メンヘラ感最高ですね！！！()がんばってください応援してますｯｯ！！！！ (10月8日 4時) (レス) @page7 id: bd74be54ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白川 | 作成日時：2023年10月4日 1時
