周りと違って何が悪い【wrwrd!】 (ページ26)

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凄い勢いで走ってきたと思ったら襖を壊す勢いで開けて入ってきた。

shp「A！今から行かへん！？」

いや、早い。……てか、

『ガチ？いいんか！？』

shp「許可取ってきたで問題ない！」

やば、すげぇな。

『なら行くか！』

shp「っしゃ！」

『そんな？w』

shp「ワイがそんな買えると思うか？」

『……？…あ、そうか』

完全にこの世界の基準忘れてた。

shp「な、はよ行かへん？」

『はいはい、今行くわ』

ショッピに手を引かれながら…というより若干引きずられながら屋敷を爆速で出た。

『…家知ってんの？』

shp「え、一応？シャオさん言うてたし」

『プライバシークソもないの？？？』

shp「俺らにそれ求めたらダメっすよ」

『……そか』

愚問だったね。裏社会の人に何言っても意味ねぇよな、……知ってた。

ショッピの後を遅れないように着いて行ったらあっという間に俺の家に着いた。

途中獣道走ってきたけどどうにもご近所だったらしい。てか、なんなら1本道を挟んだ裏手の家だった。

…？？？仕組まれてたか？？？？

shp「はよ乗せて」

『家ん中入らんと鍵取れんのじゃ。ちょいと待っとけや』

ショッピを外で待たせて鍵だけ取り出して家を出た。

『ふふん、ショッピどれ乗りたい？』

shp「ちょ、見てええ！？」

『どーぞ』

因みにあるのが

・KAWASAKI : Z300 愛称…ゼル

・YAMAHA：FJR1300AS/A 愛称…フジ

・SUZUK ： VOLTY 愛称…てかそのままボルティ

の3台。

shp「うわぁ、めちゃくちゃ迷う。どれ選んでもええの？」

『もち。欲しきゃあげる』

shp「流石に貰うはできん。ボルティ借りても？？」

『ん、これボルティの鍵ね』

ショッピにボルティを貸して俺はフジに乗る。

ショッピに許可とってもらったんだから全力で回んないと！