周りと違って何が悪い【wrwrd!】 (ページ18)

今日:30 hit、昨日:122 hit、合計:10,462 hit

☆ ページ18

*

詳しく事情を話すと鬱君は快く引き受けてくれた。

ut「Aの頼みならしゃーないな…w」

『ごめんよ…、縛られたくないんだ☆』

そう言うとシマ君も鬱君も困ったように、でも相変わらずだと言うように笑った。

失礼な。相変わらずで何が悪いのさ。

『んじゃ！俺はそこの塀を越えて行くぜ☆』
ut「ちょwそれ俺無理やってww」

俺がちょっとそこまで行ってくる！みたいなノリで言ったら鬱君に即答された。

『もちろん引き上げるに決まってるダロ☆』
ut「そのノリ辛いwww」
kn「腹筋しんどwww」

そのままのノリで続けて言ったら鬱君もシマ君も笑い転げたので、仕方なしに、″仕方なしに！″やめることにした。

『えーwわかったやめるわ。ま、行ってくる！』

kn「大先生頼んだで！報告書は…まぁ少しは俺とシャオロンで片しといたるから」

ut「ええの？！」

kn「大先生のためちゃうからな？？Aについてって貰う分の礼みたいなもんや。Aのためやし？？」

焦ってるのか支離滅裂なことを言っているシマ君に、それを聞いてふわりと笑って「分かっとるってwありがとうな〜」と返した鬱君。

『もうさー！w仲良いの羨ましいって！！！散歩行こー！？！？』

ut「Aが嫉妬したなwほなそろそろ行くわ」

kn「wwAの嫉妬わかりやすいな。気をつけて行ってきや」

『嫉妬じゃねーし！！行ってくる！』

…嘘でーす、嫉妬ですぅ。文句あるかよ、あ″ぁ″？？←

2人の仲の良さに嫉妬しながら塀に登る。後ろから着いてきた鬱君に手を差し出して掴んでもらう。

掴まれた手を上げて塀の上まで鬱君を引き上げる。

できるだけ人気の少なくて危険の少ない所で散歩したいのでそこまで移動する。

俺のワガママに付き合ってもらってるので俺に出来る最大限の配慮は欠かさないようにする。それが最低限の礼儀だと思うから。