周りと違って何が悪い【wrwrd!】 (ページ16)

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☆ ページ16

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彼らとの再会も程々に、ボスらしき人に挨拶を促された。

『え、あーはい。そうっすね…。彩月Aです。シャオ君、鬱君、シマ君とは親友です。別に死ぬことは怖いとは思いません、よろしくしたい人だけよろしくです』

自分の言いたいことは言った。別にどう思われてもいいし、誰も何もなんないから。

sha「…Aが死んだら俺も死ぬから」

ut「あ、シャオちゃんも？俺もそのつもりやで〜？」

kn「お前らなんやねん！w…ま、俺もそうなんやけどな」

とか思ってた俺が馬鹿でしたかね…。親友3人に即答された。えーー。

『え、やばw俺死んだらダメじゃんw』

sha「当たり前やん！？」

ut「Aが命握ってんやからなぁw」

kn「俺らAに心救われとるからな！w」

超絶責任重大じゃんか！！！w

『うわw絶対死だけは回避せんとダメじゃん』

「…お前は今日からここから出るなよ」

なんでだよ！！！！

『嫌です。出ますね！！！』
「出るな！！！」
『嫌だ！！！！』
「出るな！！！！」
『嫌だっつってんだろうが！！！』

ボスらしき人と口論してたらきっちり七三分けの眼鏡の苦労人っぽい人が間に入ってきた。

「はぁ、あのー、そろそろ辞めてもらってもええですかねぇ？？」

『いいですよ、その代わり俺はここからよく抜け出しますんで』
「それがダメだと言ってるだろう！！」

中々許可出してくれないボスらしき人。苦労人っぽい人の方を向けばため息をついて今にも倒れそうな状態だった。

そこで俺がとった行動は…

『…いいらしいっすね！じゃあさっきまでいた部屋に戻りますわ。抜け出すんでよろしゅうですん』

言い逃げ作戦。

言い逃げしたもん勝ちだと思うね、こういうのは。

あ、でも忘れてた、これは言っとかなきゃ。

『俺ある意味不死身なんでそんな簡単に死にゃしませんからご安心を！』

っふふふふ！！！

いやぁー！痛みには強いし、毒もあんま効かない体質っぽいし楽勝ですわぁ！！←←

そんなご機嫌のまま俺は部屋に戻った。