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記録21:エゴ ページ21
「ゲーム?」
「服装変わってるのに気づいた?」
僕は邪神にもう一つだけお願いをしていた。
といっても僕のエゴなんだが。
「な、なんで!?」
「実はちょっと邪神に頼んで色々準備をしてもらったんだ。じゃあ早速だけど、ゲーム説明するよ」
「う、うん…」
「ゲーム内容は、僕から5分間一度も見つからずに隠れ続けること。要はかくれんぼだね」
「…ん?」
彼は小首を傾げた。
嗚呼、その表情も愛おしい…今すぐ抱き締めたい。
でも今は我慢だ。
殺す間際に僕の今までの思いを全て注いであげなきゃ。
「かくれんぼ?」
「そ。超簡単じゃない?僕から5分間見つからずに隠れるだけでいいんだよ?」
「確かにそうだけど…。ねぇ、僕からも質問いいかい?」
「いいよ。何?」
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作者名:おひさま | 作成日時:2021年11月28日 16時