検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:6,991 hit

記録11:休息とコーヒー ページ11

「ただいま」

儀式に戻ると、ローリーが焚き火を焚いてくれていた。

「お帰りなさい。コーヒー用意してあるから飲んで?」

「ありがとう…」

「もうへとへとだよぉ〜」

「トリックスター、ゲートのスイッチを入れてくれてありがとう」

私はそういった。

「まぁ…そうね。あんたのおかげで全員生存できたんだし…」

「ありがとう、トリックスター!」

みんなが彼にお礼を言う。

その事に嬉しかったのか、彼は顔を赤らめながら下を向いた。

「あら、随分仲良くなってるみたいね」

「ちがう!そんなことない!」

「まぁフェンミン落ち着いて…これもチームワークのおかげさ。」

「ドワイト…まぁそうね」

「はい、コーヒー。人数分あるから。ドワイト、みんなに渡して?」

「お安いご用だよ。」

ドワイトがコーヒーを配ってくれた。

「僕コーヒー苦手なんだけどな…」

「あらそう。じゃあガラスの破片を飲むのはどうかしら?」

「コーヒー大好き美味しい。」

ローリーの冗談とトリックスターの反応にみんなが笑った。

もちろん私も。

こんな時間がずっと続けばいいのに…。

「今日の儀式は一回だけなのかしら。」

「さぁ?もしかするとまた儀式かも」

「えっ!儀式って何回もあるの?」

トリックスターが聞いた。

「朝日が昇るまでずっとするときもあれば、逆に昨日みたいに一日もない時があるわ。今日はどっちか分からないけど…」

私が彼の問いに答えると、みんなが次々に言い始めた。

「本当にキラーって気まぐれよね。たまにバグでスキチェが理不尽すぎる時があるし…」

「キャンプは嫌だなぁ…見られながら結局殺されるのが一番悔しい。」

「ワンパンで殺しに来るのもムカつくわ。」

「えっ、えっ」

「嗚呼、トリックスターは気にしないで?ただの愚痴だから。」

フェンミンがそう言う。

「完全に僕らキラーの事皮肉ってるよね?」

「今のあんたはサバイバーなんだからいいじゃない」

「まぁ確かにそうだけど…」

「コーヒーおかわりあるけど飲む?」

私がそう聞く。

もちろん冗談だ。

「いらない!」

トリックスターをからった後、

近況報告等をしたり、様々な話をして盛り上がった。

記録12:感謝→←記録10:チームワーク



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 4.3/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:DedbyDaylight , DBD , ゴーストフェイス   
作品ジャンル:ホラー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おひさま | 作成日時:2021年11月28日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。