【DBD】ゴストリ小説 (ページ2)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:6,990 hit

記録２：出会いページ2

次に目を開くと、そこはサバイバーのいる焚き火の前にいた。

どうやらあの邪神が言ってたことは本当だったらしい。

体を起こして周りを見渡しても、焚き火以外の明かりがない…闇という森だけだ。

僕らキラーのいる部屋とは格段にかけ離れた環境だった。

て言うか服装も変わってる。

「ボロボロのYシャツにスキニーパンツか…全然格好良くない…」

動きやすいのは分かるが、もう少し派手な服装がよかった。

武器もなにもない…僕は本当にサバイバーになってしまったんだな…。

「はぁ…何でこんなことになったんだ…」

まぁ僕のせいなんだけどさ。

と、自問自答しながら目の前にあった所々表面に切り跡のある切り株に腰掛け一息ついた。

その瞬間、背後から物音がした。

「っ！」

「…え？」

焚き火の明かりでようやく誰か分かった。

彼女は一度儀式で会ったことがあったサバイバーだった。

結局逃げられてしまったが、彼女の[音]が美しかったため覚えていた。

「え、え？」

見間違いかと彼女は一度持っていた木の束を置いて目を擦り、もう一度僕を見る。

「な、何であんたがここに！？」