彼女は。 ページ17
スペインside
少女の言葉に驚いたのはイギリスも同じなようで、口を半開きにして見つめていた。
『え…っと…あの…、本当に申し訳ないのですが、私…貴方様を拝見した記憶がございません…。一体どこでお会いしましたでしょうか…。』
一生懸命に言葉を並べる少女は数百年前に去った彼女そのもので、俺らはすぐに反応できなかった。
やっとのことでイギリスが声を発する。
「あ…、その…。悪い。昔の知り合いと似ていて…それで…。」
『もしかして、そのお知り合いとはそちらのお墓の方でしょうか?』
「…あぁ。よくわかったな。」
『A・クルーエルさん。私と同じ名前ですもの。』
「なんで知って…!?」
『…お墓にお名前が彫られていましたから。』
「そう…か……。」
『私はA・エヴァンスと申します。…どうぞ、よろしくお願いします』
そう言ってふわりと微笑む彼女は、イギリスん家にしては珍しい太陽に照らされて輝いていた。
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かみきれ(プロフ) - めっちゃ好きです。作者様、神すぎます! (2023年4月14日 6時) (レス) @page22 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - いぎさん一途ですね(笑)かわいいです (2017年10月27日 22時) (レス) id: 6c90db0fc9 (このIDを非表示/違反報告)
レータ(プロフ) - 若城みやのさん» ありがとうございます!!!めちゃくちゃ嬉しいです(><)まだまだな所沢山ありますが、これからもこの小説をよろしくお願いします! (2017年10月1日 11時) (レス) id: 98a20cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
若城みやの(プロフ) - 簡潔に言います。この作品スゲェー好きです (2017年10月1日 1時) (レス) id: aa2eff3fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レータ | 作成日時:2017年9月14日 21時