介抱２８−エドガーの場合− ページ28
「おかえり、そして久しぶりね、エドガー。」
ふわりと上品に微笑むのは婚約者のA。
仕事の都合で各地を転々とするAにはたまにしか会えない。
寂しくないと言えば嘘になるが、Aが頑張っている以上、男である私も頑張らなければと世界の仲間と共に毎日ボールを追いかける。
『ただいま。…会いたかったですよ』
手を取って腰を引き寄せ抱きしめると、きゅっと手を回され掴まれる。
その動作の全てが可愛くて仕方がない。
「今日はたくさん美味しい物作ったから。先にお風呂入ってきなよ」
『えぇ、そうします』
シャワーを浴びてリビングへ行くと既に料理が並べられていた。
「お酒いっぱい買ってきちゃった」
そう言ってはにかむAの頬は少し赤かった。
「いっぱい食べてね？」
『もちろん。いただきます。』
食べ終えて食器を片付け、私達はテーブルにアルコールの類と肴を並べて話し始めた。
『次はいつ出発ですか？』
「えーっと、３日後かな」
『…また、寂しくなりますね』
「ごめんね？…ずっと家を空けちゃって…。」
『あ、咎めたいわけじゃなくて…。気にしないでください』
「……好きだよ、エドガー」
『…っ、はい、私もですよ』
しばらく飲み続けていると、Aが酔いつぶれて寝てしまった。
すやすやと規則的な寝息を立てて眠るAを見ていると、どうしようもなく愛しい想いがこみ上げてきて、頬に軽く触れるだけのキスを落とした。
「ん…」
この体勢の悪いまま寝かせていてもどこか痛めるとよくないので寝室に運ぶことにした。
『A…』
手で髪を梳くようにして頭を撫でるとふわっと同じシャンプーの香りがして、少し苦しくなった。
「ん…エドガー…？」
しばらくそうしているとAが起きた。
『起こしてしまいましたか？』
「ううん…大丈夫。」
うつむき加減に答えるAが少し気になって顔を覗き込む。
するとAは酒のせいか頬が赤くなっていた。
『A……っん』
軽く触れるだけのキスをしてきて、私の袖を摘みながらAはまた俯いた。
「…はやく、寝よう…？」
思わず布団に押し倒して抱きしめ、噛むようにキスをした。
…どうやら今日の夜は長いようですね…。
.
「夢中になると敬語が取れる所が好き」
『どこに注目してるんですか』
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ゆーみやン＠JustinB好き(プロフ) - ヒートくんのを見たんですが、ちょうど誕生日まで6日だったので見てて嬉しかったです…！これからも応援してます！ (2018年2月6日 3時) (
レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
緑川リュウジ - リクです。風魔を追加してください！お願いします！ (2018年1月21日 22時) (レス) id: eb90e6aa4a (このIDを非表示/違反報告)
レータ(プロフ) - 篝火―かがりび―さん» わあああありがとうございます!!頑張りますこれからもどうぞよろしくお願いします…っ!! (2017年12月20日 21時) (レス) id: 98a20cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
篝火―かがりび―(プロフ) - 続き楽しみにしてました！合格おめでとうございます！これからも更新頑張ってください(^^) (2017年12月19日 18時) (レス) id: ef5ed683e1 (このIDを非表示/違反報告)
レータ(プロフ) - 菜の花さん» ありがとうございます!!!長い間何も言わずに止めてて申し訳ないです…。頑張ります!!これからもよろしくお願いします!! (2017年12月14日 19時) (レス) id: 98a20cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レータ | 作成日時：2017年8月21日 0時
