介抱２３−綱海の場合− ページ23
「綱海！うちの隣来ちゃらん？」
快活な性格の彼女に良く似合う博多弁で俺に声をかけたのはキャラバン時代から１番仲がいいA。
『おう！いいぜ！』
今日はイナジャパのメンバーで雷々軒にて飲み会だ。成人してない立向居達はジュースで乾杯している。
「ばり久々やねぇ。相変わらず焼けとーけどまだサーフィンしよると？」
『あったり前だろ！俺は海の男だぜ？』
「うちも久しぶりにサーフィンしたいなー。今度沖縄行くけん一緒しよーや」
『任せとけ！』
小さな約束を立てて笑い合う。するとAが思い出したように言った。
「そういや前話しよったお酒何やったん？」
『あ、そうだったな。ちょっと待ってろよ』
Aの為に飛鷹に頼んで用意してもらっていたとある酒を出してもらいAに渡す。
『ほい。うめーぞ！』
「え、ばりいい香りするやん！」
嬉しそうにグラスに口をつけるA。すげぇ可愛い。
「わっ、美味しい!!」
『だろ？好きなだけ飲めよ』
「ありがと!!」
しばらく談笑しながら飲む。気づくとAは真っ赤になって酔っていた。
「あー…眠いっちゃけど…。寝てもいい？」
『あ、いいぜ。飛鷹に寝れるとこ連れてってもらえよ』
「ん…」
俺が飛鷹にAを寝かせられる所を聞くと、飛鷹は快くAを裏の部屋に連れていってくれた。
お開きの時間になり、俺は飛鷹に水をもらってAの所に行った。
『おーいA、起きろよ』
「…ん…」
起きる気配が無く、Aの肩を叩こうとしたその時
ぐいっ
思い切り腕を引っ張られて倒れ込む。
気づくとAに馬乗りになっていた。
「条…介」
予期していない初めての名前呼びに俺の胸は思わず高鳴る。
『お、おい…』
とりあえずどこうと思って体を少し動かすと、またもや腕を引かれ今度は抱きしめられる。
「行かんどって…」
切なそうな声に俺の心拍は更に加速する。
俺は我慢ができなくなって、潤んだAの唇に噛み付いた。
「ん…ぅ…っあ…」
甘い吐息を漏らすAに俺は俺を見失う。
限界だと思うと同時に、Aが声を上げた。
「綱海…」
『えっと…わりぃ…。』
罪悪感で押しつぶされそうな俺に、Aは微笑んで言った。
「そんな顔せんでよ。うち綱海のこと好きっちゃけんさ。…ずっと前から」
さっきまで聞こえていた皆の声も、俺には聞こえなくなっていた。
．
「条介いつからうちのこと好きやったと？」
『ジャパンの時から』
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ゆーみやン＠JustinB好き(プロフ) - ヒートくんのを見たんですが、ちょうど誕生日まで6日だったので見てて嬉しかったです…！これからも応援してます！ (2018年2月6日 3時) (
レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
緑川リュウジ - リクです。風魔を追加してください！お願いします！ (2018年1月21日 22時) (レス) id: eb90e6aa4a (このIDを非表示/違反報告)
レータ(プロフ) - 篝火―かがりび―さん» わあああありがとうございます!!頑張りますこれからもどうぞよろしくお願いします…っ!! (2017年12月20日 21時) (レス) id: 98a20cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
篝火―かがりび―(プロフ) - 続き楽しみにしてました！合格おめでとうございます！これからも更新頑張ってください(^^) (2017年12月19日 18時) (レス) id: ef5ed683e1 (このIDを非表示/違反報告)
レータ(プロフ) - 菜の花さん» ありがとうございます!!!長い間何も言わずに止めてて申し訳ないです…。頑張ります!!これからもよろしくお願いします!! (2017年12月14日 19時) (レス) id: 98a20cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レータ | 作成日時：2017年8月21日 0時
