【wrwrd!】とうに忘れたと思ったのに【軍パロ】

#31 ページ31

cr「ちっ！なんなのよあいつ！」


怒り心頭のクレアは剣を抜き、ショッピに向かって突っ走る。


cr「だぁぁぁあぁｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!」


？「うっさ」


ショッピの前に立ったのはシャオロンとコネシマだった。


cr「ガハッ!?!」


呆気なく胴体を剣で突き刺され、血反吐を吐くクレア。


kn「はぁ？この程度で倒れるんか！？Aのほうがよっぽど強いわ。」


cr「ぐぅぅぅぅう!!」


腹を抑え、下から見上げ睨む姉の姿を虚ろな目でAは見ていた。


gl「クレア!!!」


zm「てめえの相手は俺なんだぜ!!!!」


ゾムがグロウに向かい戦闘をふっかける。


zm「ヒャハハハハｯｯ!!楽には殺してやんねぇからなァ!!」


「みなさ…どう、し…て」


os「"大事な、仲間"だからめぅ」


すっ、と目の前に現れたのは穏やかな顔で私を見つめるオスマンだった。


「オスマン……」


os「助けに来たで、A」


al「"大事な仲間"？ふん、くだらない。所詮そいつも道具、戦闘のために生まれてきた道具なのよ。情も絆も、私たちには何も無い。そうやって一族は繁栄してきた。イレギュラーなのは…」

"お前と父親"＿＿＿。


ザンｯ。


ボトボトっ。


「えっ」


al「…は？」


床に落ちたのは、腕だった。母親、アリスの腕だった＿＿＿。


os「お前、人間やないな。Aは、俺の大切な人や。」


オスマンの手に握られた剣先は鮮血で染まっていた。


刹那、目の前の母親からとんでもない奇声と断末魔が響き渡る。


al「あんたねぇ…!!あんたねぇ!!!!あんたも道連れだ…幸せになんかさせない!!!!!…ｱ゜」


オスマンはアリスの喉に剣を刺す。目に光はなく、終始淀んだ空気を纏わせていた。


os「喋んな、化け物が。」


母親は前に倒れる。


そして、それと同時に城内が揺れ始める。


ドクン＿＿＿!!ドクン＿＿＿!!


私自身は動悸が激しくなり、呼吸困難な状態に陥っていた。


os「A!!!」

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