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この国で爆撃音や銃撃音がしなくなったのは、一体いつからだっただろうか。
穏やかな空が見え、鳥のさえずりがよく聞こえるようになった。
被害を受けた街は最小限に留まったため、すぐさま復旧作業が行われている。
「…6時なのに、こんなに日が入るものなのか。」
Aはカーテンを開けベッドからおり、顔を洗いうがいを済ませればすぐさま軍の制服に着替える。
「今日は街の見回り、見かければ復旧作業のお手伝いといったところか」
長く大きな廊下を歩きながら本日の予定を口にする。
城内はまだ朝方だと言うのに賑やかだ。それはみんな清々しい笑顔で朝食を共にしている。
我々国が大きな戦争に勝利し、城下に再び平和が訪れてからもう数ヶ月経つ。
他国からの協力もあり、平和な日々が訪れていた。
tn「Aやん、おはようさん」
「トントン書記長、おはようございます。」
びっくりして振り返るとそこには幹部の1人である書記長＿＿＿トントン様がいた。
「私のことを、知っていらっしゃったのですか？」
tn「おう、シャオロンから前線で頑張ってくれとったって聞いた。Aおらんかったら前線で崩れとったって。」
「そんな…私は軍人として、国のために当然のことをした迄です。」
tn「謙虚な姿勢も評価に値するな。ったく、あいつらに見習って欲しいわ。」
「…恐縮です。」
tn「あぁ、すまん。食堂行くんよな？呼び止めてすまんかった、ゆっくりしてな。」
「お気遣い、感謝致します。失礼します。」
軽く一礼をし、その場を去る。
食堂につき、扉を開けた瞬間、何人かの軍人の視線が私の方に注がれる。
そして途切れ途切れにひそひそと、声が聞こえてくる。
mb「ほら！あいつだよ、前線で一気に敵50人は殺戮したやつ！！((ﾎﾞｿ」
mb「まじで…？女なのにやべぇな。バケモンかよ…。」
mb「女って、軍人ならみんなあーゆー風になるんかな？ちょっと怖ぇわ…」
mb「敵じゃなくて良かったァ…！じゃなきゃ俺、今頃あいつにやられて昇天してたかもだろ…？」
そんな、くだらない話。
街の女の子たちはみんな、かわいい服を着て、お洒落して、お化粧とか、恋愛とか、友達とかと遊んで…。
なりたくて、軍人になったんじゃない。
「私も、街にいたら……」
女の子らしく、生きれていたのかな
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あまね(プロフ) - 神でしょ！ (10月2日 22時) (
レス) @page38 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ノノルア(プロフ) - 初コメ失礼します！完結おめでとうございます！とっとってもおもしろくてまた読みたいなと思える作品でした！素敵な作品をありがとうございました！ (6月18日 13時) (レス) @page38 id: 3a2fea500c (このIDを非表示/違反報告)
ユキシラ(プロフ) - 初コメ失礼します！完結おめでとうございます！！すごく感動しました！素敵な作品ありがとうございました！ (2023年2月18日 20時) (レス) @page38 id: bf38fda11f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に最高でした！ (2023年2月18日 19時) (レス) @page38 id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
オタクnowだ！(プロフ) - マンちゃんｶﾜ(・∀・)ｲｲ!! (2022年12月23日 17時) (レス) id: e80884ff4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CLEAR | 作成日時：2022年11月28日 17時
