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『サインお願いしまーす!』
「はーい!」
『本日はこちらで以上になります!
ありがとうございました!』
「はい、ありがとうございます!
お疲れ様です!!」
『お疲れ様です!!』ﾆｺｯ
(よし、今日も頑張ろう)
ありおかさん、最後まで眩しい笑顔だった。
心の中で大拍手。
明るい人だなぁって関心しながらも口に出してはいえないけど、毎朝パワーをもらっている私。
よく見ると、
ありおかさんって結構イケメンなんだよね⋯()
⋯ってダメだ、仕事に集中しないと！！！
ﾁｬﾘﾘﾝ
「ん？」
足元を見ると、オレンジ色の鈴が付いた
サルのキーホルダーが落ちているのが見えた。
”いらっしゃいませ〜”
”8名様ご来店です!”
げっ、こんな朝から8名様？！
「うわあ、今日も混むのかなぁ、」汗
ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
”オーダー取りきりです！”
「はい！」
はぁ、疲れた゛
今日の歩数何歩よ⋯ってぐらい
一日中、キッチン内歩き回った。
18:20
バスの一番後ろに座った途端、足の疲れが一気に
開放された。
何となく窓の方を見た時、見覚えのある人が視界に入った。
”出発しまーす”
タイミングがいいのか悪いのか、ちょうどバスが出発。
私は気になってその見覚えのある人を見れる限り
観察した。
残念ながら誰かはわからなかったけど,
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作者名：みんと。 | 作成日時：2023年8月7日 4時
