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半ば強引にお母さんにシフォンケーキを焼いてもらった。わたしももちろん手伝ったけど。






稜雅のに事実関係を確かめに行くために、言わなきゃいけないことを言うために、今日は稜雅の家に行く。






ママが焼いてくれたシフォンケーキ。わたしと稜雅にとっては懐かしい味。

おやつでよく食べていた。


稜雅は覚えてるかわかんないけど… わたしにとってはかけがえのない思い出のひとつで。







船津家のチャイムを押すと、「はい」とお母さんが出てくれた。




「Aです。シフォンケーキ作りすぎちゃって、持ってきたんだけど…」



「あらAちゃん!しばらくね。ちょっと待ってて」



程なくして、稜雅ママが玄関を開けてくれて、久々に船津家に上がることになった。



「今稜ちゃん珍しく出かけててね。もうそろそろ帰ってくると思うから、それまでお茶にしよっか」

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作者名:v_no | 作成日時:2018年8月25日 21時

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