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夜風になびく金色の髪に、碧く澄んだ瞳。



腰から刀を抜いて、ゆっくりと周りの空気を吸い込む。



「闇の呼吸___……と言いたいところだけど、」



すると彼女は一旦、技を繰り出そうとするのを止めて



「……君は、どのくらい人を喰ったの?…10人?30人?いや…50人くらいが妥当かな?」



「ちゃんと償わないと…だよね。呼吸使っちゃったらすぐ死んじゃうから……死ぬ以上の苦しみ、味合わせてあげるよ、」



そう言って彼女は笑みを浮かべ、鬼に刀を向ける。鬼を捕えた彼女の瞳は鋭く、そして彼女は低い声で



「…楽に死ねると思うなよ、___」

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作者名:柚乃 | 作成日時:2021年12月22日 3時

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