マフィアの嫌われ者は旅へ出た【文豪ストレイドッグス】【鬼滅の刃】

90話 ページ45

結希side

煉獄「分かっているのだろう？

返事が聞きたい」


煉獄さんの瞳が私を捉える

結希「､､､ごめんなさい

そういう感情がどういうものなのか私には分からない


もし両思いでも私は向こうへ帰らないと行けないの」

煉獄「君は帰ったとしてもまたこっちに来れるだろう！！

俺の勘がそう告げている！！」


笑顔でそういう煉獄さん

結希「でも､､､恋というのが何か分からないの！

仕方ないでしょ？」

困ったような顔でこちらを見る煉獄さん

困った顔をしたいのは私の方なのにな､､､


煉獄「しかし俺は諦めないぞ！絶対に好きと言わせる」

そう言って私の頭を撫でると部屋を出ていってしまった


結希「､､､無理に決まってるじゃんか」


次の日から煉獄さんは毎日私の元へきた

勿論花を持って


何日か経ったある日

煉獄「ゆう！今日も来たぞ！」

結希「今日も元気ですね煉獄さん」


変わったことは呼び方と

煉獄「今日も愛らしいな！」


ボディタッチが増えた。今もハグをされている

結希「､､､ありがとうございます」


煉獄「今日も花を持ってきたんだ！」

そう言って渡された花はキキョウ


煉獄「では俺はもう」

結希「待って」


この数日間煉獄さんがいない間に考えて考えて悩んで悩んだ


結希「私からもこの花をあげる」

そう言って花を渡した


煉獄「！これはライラックと勿忘草

しかし今の時期には咲いてないはず」

結希「偽物ですよ。花が分かればいいんですから」

そう言うと私の体は透けてきだした


結希「､､､こういう風に消えていくんだ､､､」


煉獄「っ！ゆう！！」

煉獄さんの方に顔を向けると煉獄さんの顔がドアップで写った


結希「､､､！？へ､､､？」

頭が理解した時には顔は離れていた

煉獄「また､､､会おう」

泣きそうな顔で私を見つめる煉獄さん


結希「私は､､､私は夢野結希､､､好きだよ、杏寿郎」


最後に何か言っていたのは見えたが聞こえなかった







＿＿＿「俺も好きだ、結希」




キキョウ「永遠の愛」

紫色のライラック「恋の芽生え」「初恋」

勿忘草「真実の愛」「私を忘れないで」





グッダグダ過ぎるしめっちゃ急展開

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