運命。vol.1

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葉月side

ロビーにいくとすでに奥平さんはいる。

「準備大丈夫？」

「はい。」

「スーツもいいね。」

「え。ありがとうございます。//」

「じゃあいこっか、」

「あ。今日はタクシーなんですね。」

「うん。今日はね。」

タクシーに乗り込んで、彼が近くにいることで顔が赤くなるのがわかった。

こういうときは、

待受待受。

EXILEの画像で。

「それは、」

「EXILEです！」

「へえ〜好きなんだ〜」

「はい！大好きです。」

「本当にすごいんです。ldhのアーティストさんは、一人一人夢があって。ものすごい努力してらっしゃるんです！」

「目がキラキラしてる笑」

「あ。すいません。」

奥平さんになに言ってるんだろ。

「いやいや。葉月ちゃんの新しいとこ知れてラッキーだわ。」

//え。神すぎじゃん。奥平さん。

啓司side

「啓司〜。いまのだ〜れ。」

隣からケンチの声。

「恋人かと、？僕の気のせいでしょうか。」

直己が真顔で。

「妹。？かな。」

「んん？！可愛い？え。啓司ににてる？」

TAKAHIRO。

「いや、俺ににてなくて。まじ可愛い。」

「まじ？！からだからだ。！」

この人はすぐそっちにいく。

「体は〜、っておい！！」

「今日くるんだよね。」

苦笑のケンチ。

「おう。」

葉月はマコさん(奥平誠)の頼みでldhでも仕事とかすることになるらしい。

正直心配だけど、近くにいる方が嬉しい。

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