運命。vol.1

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葉月side

うーん。朝の日差しが眩しい。

５時か、そろそろ起きよ。

臣さん起きたかな、。

軽くシャワーを浴びる。

振りかえって鏡を見れば、

刺青がうつっていた。


今日は、

淡いパープルのブラウスに

白色のパンツ。

グレーのローヒールを合わせる。


家を出る前にままとぱぱの写真の前にたつ。

「ままとぱぱ。

そろそろ過去にします。

約束果たせそう、。

でも。忘れないから。

ままとぱぱが私を愛してること。」

写真に写るままとぱぱは変わらず笑ってた。



出る前に臣さんに電話かけなきゃ、

なかなか出ない。

あ、やっとでた。

「、おはよ。」

寝起きの少しかすれた声。

「おはようございます。寝てましたか、」

「うん。開けるわ。」

あの臣さんが"うん。"？！

寝起きのギャップすごすぎ。

「わかりました。」

あれ、返事がない。

まさか。また寝ちゃった？！


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ちょっと待って、

出てきたのは何もセットされてない

ジャージの臣さん。

長い前髪の間から、

切れ長の目がのぞいてる。

すっごいねむそう。

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