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「へぇー…。じゃあ、あの子、青城のバレのマネしてたっていうことだよな?」



「まあな。でも、何かトラブルがあったみたいで、転校してきたんだ。部活じゃないって言ってたから、クラスか、何かであったんじゃないかな」



「転校って…よほどの事だったんだな…。とりあえず、来てくれるといいな」



「Aは来てくれるべ。……って、あ!もうすぐ授業始まる!」



「わ、やばいやばい!」






三人はその場を駆け出し、しばらくして昼休みが終わるチャイムが鳴る。



授業が始まり、Aは話を聞くが、先程の菅原の話が頭から抜けず、リピートする。






(バレー部のマネージャー、か…)






マネージャーは嫌じゃない。メンバーも嫌じゃない。三年しか会っていないが、先輩があれなら後輩も同じようなものだろう。



青城が嫌なのだ。特に、あの人が…。






『Aちゃん。俺から離れようだなんて、思ってないよね?』



「……っ…!!」






背筋が凍り、思わず両腕を抱きしめるような体制になる。



痛む胸を押さえつけ、授業に取り掛かった。
















そして、放課後。






「んー……A、来ないか…」






練習が始まって二時間経つが、Aが入ってくる気配はない。



菅原はガッカリしながら練習をしていた。






「スガ、ぼーっとしてたらコーチに怒られるぞ」



「けどさー。大地、マネージャーいないと大変だろ?」



「まあ、そうだけどな…」






二人はうーんと唸りながらボールを手にする。



その時、一年の日向の声が体育館に響いた。






「だ、誰!?」



「ん?あれはー……。…!A!」






日向に驚きつつ、体育館に入ってくるA。菅原はパッと笑顔になり近づく。






「A、来てくれたんだな!」



「うん…。その、いつも助けて貰ってるから」



「さんきゅー!あ、烏養コーチ!」






澤村が集合の合図を取り、Aの周りに部員が集まる。






「コーチ。彼女は俺の幼馴染で、二年の…」



「榊原Aです」



「バレー部のマネージャーの不在の代わりを頼んだら、了承してくれたんです!」



「マジか!?あー、悪いな。いきなり。俺はコーチの烏養繋心だ」



「皆さんにご迷惑がかからないよう、精一杯頑張りますので、よろしくお願いします」



「「「シャーーっス!」」」

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エルシア@アニメ好き(プロフ) - 燐さん» そうだったんですね…。全く知識のないまま使っていました。すみません…。ぜんぜん余計じゃないです!感謝します! (2018年10月21日 22時) (レス) id: 20e8319930 (このIDを非表示/違反報告)
- 2話を見て思ったんですが、東北弁の"~べ"は"~でしょ"的な意味で使うことが多いです。余計なお世話かもそれませんが、私東北出身なので気になってしまいました。 (2018年10月13日 14時) (レス) id: 6e4e502025 (このIDを非表示/違反報告)
あかーーーしいい - あばばばばば「孝支くん」!!?だと!??うらやまけしからん!もっとやれ! (2018年9月6日 19時) (レス) id: 496f43dffa (このIDを非表示/違反報告)
紅蒼(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにまっています (2018年9月6日 17時) (レス) id: f70065e07d (このIDを非表示/違反報告)
パヤさん - チョトコワイ←(めっちゃ怖い) (2018年9月6日 17時) (レス) id: 24475a163a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エルシア@アニメ好き | 作者ホームページ:No  
作成日時:2018年8月25日 17時

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