1。 ページ2
｢え？清水、来られないのか？｣
ここは烏野高校。三年の教室の前の廊下。今は昼休みで、いろいろな生徒が行き来している。そんな中、男子バレー部の主将である澤村と、マネージャーの清水が話をしている。
｢そうか…。ちょっと困ったな｣
｢どうしたー？大地｣
｢何かあったのか？｣
同じく三年の菅原と東峰も合流する。
｢ああ…。清水が明日の合宿に来れないらしくて……な？｣
｢おばあちゃんが倒れたから、母親の実家に戻らないといけなくなったから…｣
｢あ、ああ…大変だな…。ご愁傷さまです…｣
｢旭、それじゃあ死んだみたいだろ｣
澤村がスパッとツッコみ、話を元に戻す。清水以外にも谷地がマネージャーとしているのだが…。
実は、谷地は今日、インフルエンザにかかってしまい、一週間外に出られなくなってしまったのだ。
｢谷地さんも来られないのか…。どうする、大地｣
｢困ったな…。仕事は二人に任せていたから、明日急にできるわけでもないし…｣
｢誰か、代わりがいればなぁ…｣
｢………！それだ！！それだよ、旭！！｣
菅原は東峰を前後に揺らす。東峰は酔いそうになり、壁に手をつく。菅原はそんなことお構い無しだが。
｢いい代わりがいる！俺の幼馴染でさ。二年なんだよ。今から会いに行ってみるべ！｣
｢じゃあ…行ってみるか｣
｢あ、私、先生に呼ばれてるから…｣
｢おう！任しとけ！旭、何へばってんだー？行くぞー｣
｢あ、ああ……うぅっ…！？｣
酔いかけている東峰を引っ張り、二年のフロアへと向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 202人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エルシア@アニメ好き(プロフ) - 燐さん» そうだったんですね…。全く知識のないまま使っていました。すみません…。ぜんぜん余計じゃないです！感謝します！ (2018年10月21日 22時) (
レス) id: 20e8319930 (このIDを非表示/違反報告)
燐 - 2話を見て思ったんですが、東北弁の"~べ"は"~でしょ"的な意味で使うことが多いです。余計なお世話かもそれませんが、私東北出身なので気になってしまいました。 (2018年10月13日 14時) (レス) id: 6e4e502025 (このIDを非表示/違反報告)
あかーーーしいい - あばばばばば「孝支くん」！！？だと！？？うらやまけしからん！もっとやれ！ (2018年9月6日 19時) (レス) id: 496f43dffa (このIDを非表示/違反報告)
紅蒼(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにまっています (2018年9月6日 17時) (レス) id: f70065e07d (このIDを非表示/違反報告)
パヤさん - チョトコワイ←(めっちゃ怖い) (2018年9月6日 17時) (レス) id: 24475a163a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エルシア@アニメ好き | 作者ホームページ：No
作成日時：2018年8月25日 17時
