▼ログイン１５〈怖い。〉 ページ26
ｶﾀﾝ、ｶﾀﾝ…
人気のないダンジョン。
そりゃそうだ。
私たち以外誰もいないのだから。
今私たちは20階層に向かっていた。
静かに。
祈るように。
そんな重苦しい空気を、ソウタは必死で破ろうとしていた。
ソウタ「な、なぁ、陽。」
陽「ん？」
ソウタ「他のやつらは…？」
陽「んとね、霸流とたけるくらいしか見てないなぁ。あと良輔。」
ソウタ「そう、か。」
その会話を境に、さらに重くなっていく空気。
あぁ、息苦しい。
アレン「あの、さ。皆。」
不意にアレンが止まり、口を開いた。
静かすぎた私たちはアレンの方を向く。
アレンは俯き、それでも聞こえる声量で、ポツリポツリと話始めた。
アレン「今から、俺らは決戦にいくんだろ？それで…ホントに良かったのかな、って、今でも思うんだ。」
ナツキ「な、何いってんのアレン？昨日あんなに話し合いして…まだそんなこと…？」
アレン「…うん。皆にとっては"そんなこと"なんだよね。でも俺は怖いんだ。もし、もしだよ？この中の誰かが死んで、この中の誰かが生きてたら。刺し違えたり、自分の攻撃が仲間に当たったりしたら。絶対その人は思い詰めると思うんだよね。そしたらどうなると思う？ミラ。」
俯いていた顔をあげ、ミラに答えを求めるアレン。
その顔を見て、私たちは絶句した。
なぜなら。
アレンの目は、真っ黒だったのだ。
まだ昼間で、ダンジョンの階段にも光が漏れてくるほど明るいのに。
闇のなかに深く深く、入ってしまったかのように。
あの時と、同じ目をしていた。
五年前、亜憐が二年生の頃。
亜憐の初恋の人が、死んでしまったときのこと。
そのときも、こんな目をしていた。
そして…ミラも。
ミラは弱視だから、目を見せることもないし、このゲームに入ってからは自由にカラー変えれるから、闇堕ちの目もしない。
はず、だった。
でも、今のミラの目は真っ黒。
この間、なんかの本で読んだことがある。
このゲームには『闇堕ち』があるんだって。
ミラとアレンは多分これだと思う。
リアルで多大な傷と闇を背負ってる人は、そういうシステム的症状が出るらしい。
ミラは口を開く。
ミラ「そう、だね。私も怖いよ。でも私は生きたい。リアルじゃ誰かが私たちの帰りを待っててくれてんだ。行くしかないでしょ。」
レミも言う。
レミ「私たちは望まれてないかもしれない。他人に迷惑をかけるだけのただの馬鹿かもしれない。それでも＿＿」
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ミラ ミクロ(プロフ) - ミラ「更新が進んだぁ！」アレン「zz……はっ！寝てないよ！！」←ひなた「隠しきれてない件について〜！」ギン「どうおもいますか！」レミ「寝ればいいと思います」ミラ「これが、暇をもて余した、神々の」全員「悪戯(あそび」←← (2017年4月22日 20時) (
レス) id: 687a92ecb0 (このIDを非表示/違反報告)
暁龍夏@藍色の亜憐(プロフ) - トワ「なぜか俺が三人いる件」アレン「ﾌﾞﾌｫw」ミラ「ひなたﾜﾛﾁｬｧｧw」キイチ「あ、うどんどーぞ！」(*゜▽゜)_(うどん)全員「キイチさん用意よすぎ！w」 (2017年4月6日 13時) (レス) id: b466f83395 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ ミクロ(プロフ) - ミラ「流石はづきさんや！」アレン「そこに痺れる憧れるぅ！」←ひなた「これがフラグ……初めてみたぜ」←←ギン「こいつらどうにかしてくれ」レミ「そんなことよりおうどん食べたい」 (2017年4月6日 12時) (レス) id: 687a92ecb0 (このIDを非表示/違反報告)
暁龍夏@藍色の亜憐(プロフ) - アレン「おう、やっと更新できたぜ！」ミラ「私もグルッペンさんと知り合い！？みたいなフラグですかねw」キイチ「あ、お萩どーぞ！」(*゜▽゜)_(お萩) (2017年4月6日 10時) (レス) id: b466f83395 (このIDを非表示/違反報告)
ギン(プロフ) - ギン ようやく更新したか！ 凛 ハヅキさんフラグの成立に勘づきましたね。 夜魅 そんなことよりお萩食べたい。 (2017年4月6日 10時) (レス) id: 894bee4261 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁龍華@藍色の亜憐 x他1人 | 作成日時：2016年9月23日 18時
