カラフルなピーチの彼らの短編集

続き【黄緑×橙、桃×水】 ページ34

※似てるものが何個もあると思いますが、気にしないで頂けるといいかもです。

『…えっと〜………』





シヴァ×えと ・お誘い
え｢あ、A〜！一緒にカフェ行かない？｣
シ｢ねぇ、A。一緒にゲームしない？｣

丁度、貴方が暇してると、彼らにそう提案されますね。
彼らはお互いに言葉が被った事に目を見開き、驚いていますね。

え｢…シヴァさん、ごめんだけど、今回は譲ってくれないかな？｣
シ｢…えとさんこそ、俺に譲ってくれない？久しぶりにAとゲームしたいんだけど…｣
え｢それで言ったら、私だって久しぶりにAとカフェでゆっくりしたいんだよね〜…｣

彼らは優しく微笑んでいるかもしれませんが、何処か目が笑っていないようにも見えます。

え｢ゲームは、何時でも出来るじゃん。｣
シ｢カフェも、何時でも行けるでしょ？｣
え&シ｢…………………………｣

彼らはお互いに、今、貴方とやりたいようです。
多分、このまま放っておくと、会話がどんどんエスカレートしていって、
終いには喧嘩に発展していくので、早めに止めるか、選びましょうね。



のあ×るな ・怪盗&メイド
の｢【満月で雲一つ無い時…この屋敷の一番大切にしてる"お宝"を頂戴いたします。】｣

夜中、いつの間にか、貴方の部屋の窓にいる彼女は優しく微笑み、そう言いますね。

の｢…この城の皆さんって、脳が足りないのでしょうか？"お宝"って言っても城の一番の宝石
　 って訳じゃないんですけど………ん？あぁ、"この城の一番大切にされてるお宝"は
　 貴方ですよ、Aお嬢さん。私は、貴方を盗みに来ました。｣

貴方が、何故自分の部屋に来たのかと、問いかけると、平然とそう言います。
予想もしない出来事なので、貴方は驚きと混乱でいっぱいになります。

の｢…私、こう見えても、強引な手口は苦手なもので………だから、貴方に決めさせますね。
　 私と一緒に来ませんか？Aお嬢さん。｣

貴方は少し了承に渋ってしまいます。すると…

る｢…そこの卑怯な怪盗さん！Aお嬢様から離れてくださいッ！！｣

そう言って護身用のナイフを構える貴方の所属メイドである彼女。

の｢あれ…もう護衛(所属メイド)が来てしまいましたか…Aお嬢さん、早く私の手をお取りください。｣
る｢Aお嬢様ッ！ダメですッ！危ないので、るなの後ろに来てくださいッ！｣

彼女らは、それぞれ先程の事を言うと、貴方に手を差し伸べますね。
貴方はどちらの手を取りますか？

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