拝啓__お父さんとお母さん。海外生活はどうですか？私は日本で平和に暮らしています。【呪術廻戦】 (ページ30)

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「あ、そういえば…」

着ていた制服のポッケを漁って私が取り出したのは＿＿

「！…何故アナタがそれを持っているんですか？」

「宿儺の指！」

「すっかり忘れていました、順平くんの家で見つけた物ですコレ。お渡ししておきますね」

「あぁ、預かっておこう…七海、任務明けで悪いが桜元を悟の所まで連れて行ってくれ。

悟には大まかな内容は話してある、面接が受かった事は俺の方から連絡をするから頼んだぞ。」

学長の言葉に七海さんが返事を返して私達は部屋を後にしました。
学長と七海さんビックリしてましたけど…流石に指を氷漬けにしたのはマズかったんでしょうか･･･

＿＿＿＿＿＿＿

「学長と七海さんのさっきの話で気になった事があるんですけど、質問いいですか？」

「どうぞ」

「悟？という方はどんな人なのでしょうか？」

廊下を歩きながらさっきから聞きたかった事を聞きました。

「五条さんですか？…まぁ、会えばわかる事なので詳しくは言いませんが＿＿＿

信頼出来て信用は出来ますが、尊敬は出来ない様な人です。」

「･･･信用と信頼はあるのに、尊敬はできない人…」

「会えば分かりますよ、今は深く考えない事をオススメします。」

七海さんの説明に余計に想像がつかなくなってしまった五条さんという人物像を考えながら、廊下を歩いていきました。