拝啓__お父さんとお母さん。海外生活はどうですか？私は日本で平和に暮らしています。【呪術廻戦】 (ページ25)

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# ページ25

【＿＿＿私もそろそろ眠い…切るぞ。】

「美春叔母さん、ありがとうございました。今度お高いお酒を持っていきますね」

【おぉ、お高いやつな。】

【順平～！お泊まり会楽しみなさいね！】

＿＿ﾋﾟｯ

美春叔母さんとそんな約束をして、順平くんのお母さんとも軽く会話をした後通話を終了して順平くんを見てみるとホッとしたのでしょうか？心做しか涙目のような気もします。
虎杖くんも黙ったままです。

「順平くん？＿＿＿嗚呼、すみません…。そりゃあ怒りたくもなりますよね…もう土下座どころか床におでこ擦り付けて謝らせて下さい…すいま_____」

「怒ってないですよ、先輩…むしろ、母さんが生きてたって分かったら気が抜けちゃって･･･」

「そうですか…よかったです。」

「ちょっと気になったんだけどさ…」

唐突に虎杖くんが声をあげます。

「？？」

「どうしたんですか、虎杖くん？」

私と順平くんの視線が虎杖くんに向きます。

「先輩の叔母さんって何やってる人なの??呪霊に襲われかけた順平の母ちゃん預かるって…やっぱり呪術師？」

「確かに…普通の人に呪霊は見えないし、見えたとしても呪霊って怪物？なんだよね？

それを知ってて預かる人なんてそうは居ないだろうし」

今度は二人の視線が私に向きます。

「美春叔母さんですか？…えぇ、美春叔母さんは呪術師ですよ。

私も小さい頃、訓練という名目で滅茶苦茶扱かれました…」

あー、叔母さんの地獄の特訓メニュー…懐かしいなｧ…

「まぁ、美春叔母さんの話はまた今度にしましょう…二人の体調にも響いてしまっては元も子もありませんし。

じゃあ順平くん、しっかり休んでくださいね。虎杖くん行きましょう。」

「あ、おぉ…順平！しっかり休んでな～！」

「ありがとう…先輩もありがとうございました」

話を切り上げて順平くんの居る部屋を虎杖くんと一緒に退出しました。