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「誰も俺の事なんて必要としてない。俺がいなくなったところで新しい人が出てきて、すぐに俺の事なんてみんな忘れるんだ。俺なんかいなくてもいいんだ」
「そんなことない!」
「そんなことある!…でも、誰かに抱かれている時は、そんな気持ち忘れることができた。今俺はこの人に必要とされてるんだって思ったら心が満たされるようになった。…だから、やめられなくなっていった」
「伊野尾ちゃん…」
伊野尾ちゃんがそんなことを考えていたなんて…
伊野尾ちゃんのことを見てきたつもりだったけど、なにもわかっていなかったことがわかった
でも、俺の気持ちに変化はない
「伊野尾ちゃん、俺、伊野尾ちゃんのことがすきだよ」
「え…」
「もちろん、恋愛的な意味で」
伊野尾ちゃんは目玉が落ちちゃうんじゃないかってくらい目を見開いている
「いつから好きだったのかは覚えてない。いつのまにか目で追うようになってて、伊野尾ちゃんのことがすきになってた。今日、伊野尾ちゃんの想いを初めて聞いて、なんでなにもわかってなかったんだろうって悔やんでる。自分を恨みたくなるくらいに。…俺は、伊野尾ちゃんが必要だよ。伊野尾ちゃんが自分が必要とされてるのか心配になったら、すぐに俺に言って。何回でも何十回でも、俺は伊野尾ちゃんのことが必要だって伝えるから」
伊野尾ちゃんはさっきとは違う涙を流していた
「じゃあもう、他の人に頼らないで、俺を頼ってね。あの人たちの連絡先はちゃんと消すこと!いい?」
涙を拭きながら頷いた伊野尾ちゃんは、先ほどまでの苦しそうな顔ではなく、すっきりとした顔をしていた
「じゃあ、戻ろっか」
そう言って伊野尾ちゃんの手を取って恋人繋ぎをする
「え、ちょ、やまだ、」
「だって、気持ち伝えちゃったんだもん。今まで隠してたぶん、これからがんがんいくから覚悟しといてよね」
そう言うと、顔を真っ赤にしながら照れてる伊野尾ちゃん
これから何があっても伊野尾ちゃんを不安にさせない
そう決心して、繋いでいる手にぎゅっと力を込めた
END.
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ツイッターで頂いたリクエスト「売りをしている伊野尾さんが山田さんにばれて怒られる」という話を書かせていただきました!メインの怒る部分少ない…。ご希望に添えてなかったらごめんなさい!
ツイッターではリクエスト受け付けております!フォロリク送っていただいたら誰でも許可してるのでぜひ遊びに来てください〜!
@suisui___hsj
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すい(プロフ) - ぽんたさん» こんばんは!なんでなんでしょう…。とりあえずURLを引っ張ってきてみたので、コピーしてGoogleなどの検索欄にペーストしたら出てくると思います!→https://mobile.twitter.com/suisui___hsj これで出てきたらいいのですが… (2021年10月24日 23時) (レス) id: 333ba6c1be (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - こんばんは!やっぱり、検索しても出てこないです…… (2021年10月24日 23時) (レス) @page26 id: 26174ade27 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ぽんたさん» コメントありがとうございます!アカウントに鍵をかけていたから出てこなかったのかもしれないです…。鍵外したのでもう一度探していただけるとうれしいです!それでも出てこなかった場合、また教えていただきたいです!よろしくお願いします! (2021年10月24日 14時) (レス) id: 333ba6c1be (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - こんにちは!作品大好きで楽しく読ませていただいてます(*´ω`*)Twitterもフォローさせていただきたかったのですが、検索しても出て来なくて…IDをもう一度知りたいです! (2021年10月24日 9時) (レス) id: 825ec69a47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作成日時:2021年9月15日 3時