妄想吐露〈ym×in〉

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ある日、


「ちゃん、山田のことどう思ってるの？」


7が撮影に行って楽屋にBESTしかいなかった時、突然大ちゃんに聞かれた


「え？めっちゃいい奴だなって思ってるよ？」
「そーじゃなくて！」
「どういうこと？」


俺は、大ちゃんの質問の意図がわからなくて聞き返した


「だぁーかぁーらぁー！」


そこまで大声で言ったあと、俺の耳元で、好きなの？と言った
さすがに俺もそこまで馬鹿じゃないから、この言葉が人としてではなく、恋愛的に聞かれていることはわかった


「えっと…」


どうなんだろう
俺はやまだのことが好きなのだろうか


「わからない」
「えー、じゃあ、目瞑ってやまだのこと考えてみて」


めちゃくちゃいい奴だなって思うし、一緒にいて楽しいし、いつも俺の後ろについてきて可愛いのに、撮影の時とかはすごくかっこいいんだよな、それに、料理もうまくて家庭的だし、いつか可愛い彼女つくるんだろうな…


「あれ、」
「ん？自分の気持ちわかった？」
「いや、やまだに彼女ができるかもって考えたらちょっとモヤモヤしたんだよね」
「それ、好きってことじゃん！」
「え？」
「そのいつかできるかもしれない彼女に嫉妬してるんだよ！」
「あ、」


そうか、俺は嫉妬するくらいやまだのことを好きになっていたのか
そう思うと、ストンと心が軽くなった気がした

「俺、やまだのことすきなんだ」
「おぉー！やっぱり！俺、応援するよ！」
「ありがとう！大ちゃん！」


大ちゃんのおかげで自分の気持ちに気づけたけど、これからどうやってやまだと接していけばいいんだろう…

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