日帝様は最近隙がありすぎなようです【男主】【APH】

56.それは見える位置に ページ6

『……くそ、2つとも見える位置に…』




現在日帝は洗面所の鏡で首を確認していた
すると歩いている音が聞こえてきた

どうやらこちらに向かってきてるらしい




日「おや、……洗面所の電気が……
　あぁ、兄上でした、……か、……」



『にっ、にほん！？』




これはマズイ、本能がそう言ってる
ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ、という音がつきそうな程に日本は怒り心頭していた




日「おやおや兄上殿？首元のその赤いものは何ですか？
　まさかキスマークなんて言わないですよね？

　誰に付けられたんですか」



『が、ガチトーン辞めてくれ…それと顔が怖いぞ……
　い、イタリアとドイツに……』



日「……左様でございますか」




すると日本が早歩きで近付いてきて
私の腰をグイッと引っ張った




『に、にほん、？！』



日「少々我慢してください、兄上」



『な、何を……ん、ん"ｯ、！？』




いきなりキスしやがった此奴
しかも深い方

体格差的には私が勝てるはず
だが力が抜けていて日本を押してもビクともしない




『ｯ、は、……な、ながい、！！！』



日「私も流石に妬きますよ？」



『し、仕方なかっただろう。菓子用意してなかったのだから……』



日「ハロウィンということ伝えとくべきでしたね……」



『……もう過ぎたことだ、考えない方がいいな』

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