２２.謎の言い争い ページ24
･
『あれ…鍵は？』
「「……」」
鍵、一瞬にして消えましたけど。
……なんで2人して急に無言になる？？？
とにかく、立ち話もバーボンが可哀想なので
部屋に入れてあげよう。
『バーボン
立ち話もなんだし、中入っ＿』
「鍵は俺が受け取ったから
もう帰っていいぞ、バーボン」
『』
私の言葉に被せるようにそう言ったピンガ。
『ちょピンガ、勝手に何を＿』
「それは困りましたね…
鍵を返す口実に今夜彼女をお誘いしようと
ここまで来たんですが。」
今度はバーボンに言葉を遮られた。
何この人ら、私のことちゃんと見えてる？
2人して何怖い顔で笑ってんの。
「このブスを今夜何に誘うつもりだ？」
「女性に向かってブスだなんて。
…貴方には関係ないでしょう」
「……」
『…、ん？』
顔だけ振り返らせて私を見下ろしてくるピンガ。
すぐさまバーボンに目を向けると、彼はピンガが目を逸らした隙に私にウインクしてきた。
「彼女は美人の部類に入ると思いますよ」
もしかしてバーボン…私に協力してくれてる？？
私とピンガをくっつけようと…？
うわぁ……絶対無謀なのに。
『バーボン…あんた本当にいい人…』
「いえいえ」
「……」
ピンガはポケットに手を突っ込んだまま
じっとバーボンを見つめてる。
「それじゃ、僕は帰ります」
『！』
爽やかに笑うと踵を返したバーボン。
「おー、帰れ帰れ
もう来んなよ」
「えぇ。“貴方が居ない時に”また来ます」
「ハッ…」
挑発するかのように笑ったバーボンに
ピンガも嘲笑を浮かべる。
「キティ…連絡、待ってますよ」
『あ、う…うん』
なんだ？バーボンってあんなに色気あったっけ。
去っていくバーボンの後ろ姿を見つめていると、
肩を後ろから掴まれ、
思いっきり体を引かれた。
『っ…！？』
[ﾊﾞﾝｯ!]
そして、同じくピンガの手によって
大きな音を立てて閉められた玄関の扉。
ちょい…近所迷惑になるだろうが。
「…チッ」
『(うぉ…)』
やっぱり怒ってる。
バーボンさんよ…
とんでもない置き土産をよこしてくれたな
ピンガは何を言い出すかな…と少し身構えていると
「………………オイ。
引っ越せブス」
『』
発言が心外すぎて何も言えない。
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ピンガすき！ - 読み返したよっ！大好き！更新停止かぁ………悲しいけどずっと待ってます！！ (10月8日 16時) (
レス) @page26 id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
すい - ウッ……ピンガ…不足…いや今日もフラれた。不足(？)なのか？更新…お願いしまぁぁぁす！(うざくてごめんなさい(>_<))親友の方もお願いします！ (9月29日 7時) (レス) id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - また更新楽しみに待ってます！ (9月29日 7時) (レス) id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 久しぶり見に来たらスッゴい人気出ててビックリしましたw楽しみに更新あるかな〜と見たら無くて少し残念でしたがまた一から読み返して｢これは、人気になるよ！やっぱ何回見ても面白い！＼(^o^)／｣って思いましたwww (9月29日 6時) (レス) id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
ルビー - まじで大好き！もっと見たい！親友の秘密を知ってしまったの方もっ (9月15日 22時) (レス) id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：缶コーヒー | 作成日時：2023年7月27日 23時
