１１.任務開始 ページ13
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司会が話していて騒がしい今のうちに済ませる。
『……』
静かに、ターゲットの真上にあるシャンデリアに銃口を向けた。
「…ククッ…」
『……ジン？何笑って…』
私の背後で楽しそうに笑ったジンは
伸ばした私の手に自身の手を重ねた。
『…!?』
(急になに…ッ)
ジンの吐息が私の耳に吹きかかり、
一瞬、私の手が緩みそうになる。
「手が震えてんぜ…子猫ちゃん」
『ジン、怒るよ』
私が振り向こうとした、
次の瞬間
[ﾊﾟｼｭｯ！]
『！』
私のちょうど目の前の方角から
閃光を発した何かが見えた気がした。
これはサイレンサー付きの銃声だ。
そして、こちらが狙いを定めていたシャンデリアは
すごい音を立てながら突然崩れ始める。
「な、なんの音だ！？」
ターゲット含め、
会場の人間らはなんの音か把握出来ていないみたい。
それを見た私は手を下ろし、銃を太ももに隠す。
そして…
[ｶﾞｼｬﾝｯｯｯ…!!]
＿「キャァァァァッ！！」
＿「何が落ちたぞ…！！」
『！』
ものすごい音を立てて落下したシャンデリアは
ちょうどターゲットの真上に落ちた。
『ジン、私いま撃ってないよね？』
「あぁ」
すると続けて
[ﾊﾟｼｭｯ！]と、さっきと同じ音がしたかと思いきや
「＿兄貴！！」
「！」
『…!?』
＿私とジンの真上にあるシャンデリアが揺れた。
[ｶﾞｼｬﾝｯｯ！]
ジンも私も避けれたから良かったものの。
(なんで私たちまで…)
2度目のシャンデリアの落下で会場は一気に騒がしくなる。
『逃げるなら今みたいだね』
「フン…」
コツコツと音を立てながら
ゆっくり歩いて私たちは会場を後にする。
たぶん、ターゲットを狙ってるあたり
うちの組織の人間か
敵対している組織の人間か
…
それしか思い浮かばない
となると、私たちを狙ったわけだから
敵対する組織の誰か……
「何を考えてる？」
『…えっ』
ジンが怪しく笑いながら尋ねてきて
思わず立ち止まってしまった。
『いや…相手誰かなって』
「…相手だと？何分かりきったことを言ってやがる」
いや、全然わかんないんだけど。
何笑ってんの。
犯人誰よ。
「彼ですよ」
『…？』
バーボンも知ってるみたい。
「ピンガだ」
『……え』
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ピンガすき！ - 読み返したよっ！大好き！更新停止かぁ………悲しいけどずっと待ってます！！ (10月8日 16時) (
レス) @page26 id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
すい - ウッ……ピンガ…不足…いや今日もフラれた。不足(？)なのか？更新…お願いしまぁぁぁす！(うざくてごめんなさい(>_<))親友の方もお願いします！ (9月29日 7時) (レス) id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - また更新楽しみに待ってます！ (9月29日 7時) (レス) id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 久しぶり見に来たらスッゴい人気出ててビックリしましたw楽しみに更新あるかな〜と見たら無くて少し残念でしたがまた一から読み返して｢これは、人気になるよ！やっぱ何回見ても面白い！＼(^o^)／｣って思いましたwww (9月29日 6時) (レス) id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
ルビー - まじで大好き！もっと見たい！親友の秘密を知ってしまったの方もっ (9月15日 22時) (レス) id: 400667dae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：缶コーヒー | 作成日時：2023年7月27日 23時
