気強い女 ページ2
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下を向いて歩いていると誰かにぶつかった
?「...いた、前見て歩けよ!」
「ご、ごめんなさ...」
?「ん?これ、リスカ?あー、うちの課やん。こっちおいで」
いきなり手を引っ張られいすに座らされる
紙を机に置かれ、鉛筆を持たされた。
?「これ、書いて...あ、うちの名前言ってなかったな、じさつ課の渚。基本タメ語やから。よろしく」
「はい...」
渚「とりあえず、これ書いて。成仏するのに必要な紙やねん」
紙を見ると、名前 死んだ場所 死んだ理由
などが、書いていた。
「...」
渚「ふんふん、Aな...家の中でかぁ、あー、練炭ね」
そこまで、言われて私は紙を書く手を止めた。
渚「ん?ほら、これ1番必要やねん。書いて」
死んだ理由を書く欄があった。
「これは、かきたくない...です」
渚「なんで?はよ、これかかな成仏できへんで」
「...」
そんなの、書いたって何も変わらないじゃん。私が幸せになるとでも言うの?
死んでるのに、苦しい。
楽に、して。
.
?「ちょ、そんなに急かしたらアカンやろ。お客さんに失礼やん」
渚「はいはい、おきゃくさんは仏様な」
後ろから少し小太りの男性が話しかけてきた。凄く優しそうな目をしてる。
昴「こんにちわ、昴生です。」
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作者名:ひはーい | 作成日時:2018年12月19日 21時