相方が魔法使いな件について (ページ4)

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ーどうもーページ4

木崎side

NGKの出番が終わり、楽屋に戻った。

すでに出番を終えていた令和喜多みな実の河野がおった。

河野「お疲れ様です」

「お疲れー、」

俺は、スマホに視線をおとし狼男の目撃情報を探した。

今のところ、狼男の人身売買の事件は前のニュースでやってたのが最後。

まだ、日本各地に魔法使いの末裔はおる。

そいつらを狙いに行くんか、

それとも俺を狙いに来るんか。

「んー、、」

河野「どうしたんですか？」

「あー、いや。なんもない、」

ｶﾞﾁｬ

誰かが入ってきた。

河井「おー、お疲れ」

「お疲れさまです」

稲田「河井さん、ネタ合わせいつします？」

河井「ん、もーちょい後」

アインシュタインの二人。

二人とも汗だくやし。

「稲田ー、汗。きもい。」

稲田「はぁ！？キモいって、なんや。」

いつも通り冗談を交えて喋ってた。

ゆずるさんがテレビをつけてしゃべった。

河井「最近なにかと物騒やな。狼男やら魔法使いやら。死体、大阪湾か、なんかで見つかったって。」

河野「そうですよ、しかも人身売買が目的なんでしょ？怖いですねー。」

稲田「でも、普通の人間は狙われへんからまだ安心ちゃいます？」

俺は、安心出来んのよな。

河井「え、今は日本には魔法使いと狼男しかおらんの？」

魔法使いは魔法使いでも白魔法使いと黒魔法使いがおる。

俺は、ちなみに白魔法使い。

黒魔法使いはもう絶滅したはず。

「そうですね。」

稲田「狼男、というか人身売買野郎。満月になったら力増すんかな？」

「増すんちゃう？」

よく、満月になったら狼男になる説が出てるけど本来は力が増すだけらしい。

でもその翌日は動かれへん。

力が強すぎるから、自分の体で制御しきられへんからなんやと。

「満月の次の日は動かれへんくなるらしいで、狼男は。」