相方が魔法使いな件について (ページ3)

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ー俺ーページ3

木崎side

「櫻井ー、ネタ合わせするで」

櫻井「はいはい、ちょっとまって」

俺が魔法使いっていうのをこいつに言って一週間たった。

まぁ、なんも変わってない。

ごくたまに

櫻井「木崎さん、瞬間移動したい」

とか

櫻井「お金、増やしてやーー」

とか言われるけど周りにばれへんようにこなしてる。

「狼男、、、なぁ。」

櫻井「その狼男は普通の人間に紛れてんの？」

「うん。」

魔法使いと狼男は昔から犬猿の仲らしく、現代の日本には狼男の末裔がめっちゃおるらしい。

まぁ、めっちゃおる言うてもせいぜい十人。

魔法使いは日本より海外の方が多い。

今日本にはおそらく俺ぐらい。

両親はもう、いない。

３５歳で死んだから。

俺も死ぬし。

「狼男を俺が殺すこと出来んかな？」

櫻井「でも、狼男から木崎さん狙われてんやろ？」

「せやねんよ。どうにかばれへんように狼男を見つける方法ないんかな。」

櫻井「狼男を、殺したら木崎さんは３５歳になっても死にませんか？」

「死ぬ」

櫻井「えー、、」

うつむく櫻井。

「と、思ってる。」

というのも、元々は狼男と魔法使いの仲が悪く、狼男が魔法使いに呪いをかけたから３５歳で死ぬことになった。

その呪縛を解けば生きれるはず。

櫻井「可能性はあるか。」

「うん。」

櫻井「ほな、、、俺も手伝いますよ。木崎さんともっと漫才したいし。」

？「あいつか、魔法使い。」