ever

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山名side


医者『疲れが一気に体に来たんでしょう。少しすれば目を覚ましますよ。』


水田が気を失って少し時間が経った。


けんちゃんはずっと


川「水田さん、大丈夫かな」


と水田のベッドのよこに移動し顔を見つめてる。
あー、和牛やなぁ。


前もこんなんあったねん。


バツロケの帰りのバスの中で
その日ちょっと水田がしんどそうやって寝てたねん。

ちょっと、水田が唸ったからってけんちゃんは

『信二、いけるかな。あ、俺の上着かけとこ...』


って、言ってたわ。


記憶喪失でも相方の心配の仕方は変わらんねんな。


秋「ふふっwなんか、可愛い。」


川「え？」


不思議そうにけんちゃんは秋山さんの方を見る。


秋「やっぱ、仲良しやなって。そんな相方の顔じろじろみつめへんもん。いくら俺でも。」


目をキュッとさせて笑う秋山さん。


稲「僕もですわー、河井さんの顔じろじろ見たこと無いな」

河「お前に見られたら吐くわ」


稲「ははっ、いやいやぁ」


河「何、謙遜しとんねん。こっちはいじってんねん」


川「ｶｯｶｯwいやぁ、水田さんの顔見てたらね、なんか安心するんすよ。気持ちが落ち着く。こう...なんか、心の中に。なんやろなぁ。」


カラス西は健在やな。笑い方も変わってない。


そんな些細な事が嬉しいんよ


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