冬のライブオンライン ページ34
.
KC「何?ダイエット?」
『うーん、まぁ…そんな感じ?』
KC「何それ(笑)」
『久々に踊ったら、ちょっと身体重くなったかなって思って…』
KC「あー、ランペの?どんな感じ?」
『…内緒!見てのお楽しみね!』
ちょっとしたイタズラの気持ちだった。
L「どっちかっていうと演技の方がメインかなって思うんですけど…」
『…私でいいの…?』
Z「原点回帰、みたいなテーマもあって…ほんならAさんとペアダンスっていうか、絡みみたいなのがあったら、懐かしいかなって思って…」
リキヤくんと陣くんからの話を聞けば聞くほど、なるほど、と思わされ、私で力になれるなら…と思うと同時に、この前のオンラインライブのケンチさんとナディアちゃんを思い出す。
あそこまでじゃなくても、ケンチさんにも、ヤキモチ妬かせたいな…なんて思ってしまって。
『…うん!一緒にやりたいです!是非!』
もちろん、ランペへの感謝や恩返しの気持ちも込めて、彼らの依頼を引き受けた。
内容は、ケンチさんに内緒のまま。
「Aちゃん、ランペと相性いいかも…!」
『えー?それは嬉しい(笑)』
「ランペ、小柄なメンバーもいるからAちゃんだとしっくりくるし、逆にデカいメンバーとの体格差もキュンキュンする…!」
『…それ、私がチビってことですよね?』
「髪の毛フワフワに巻いていいですか?ハイローのときみたいに!」
衣装をあてて、セットしてもらいながらメイクさんとお話する。
ライブ前のドキドキ感が久しぶりで、緊張でおかしくなりそうだったけれど、メイクさんとの会話で段々と解れていく。
メンバーもそれぞれバタバタしている中で、声をかけてくれて、頼もしくなったなぁ…なんて感心する。
R「あ!いた!」
フワフワにセットを終えた、尻尾と耳が見えそうな陸ちゃんが駆け寄ってきて、思わず笑ってしまう。
R「なんで?!笑う?!」
『だって…陸ちゃん、ワンコみたいで…かわいい(笑)』
R「Aちゃんだって!髪の毛フワフワしてて、めちゃくちゃ可愛いです!」
お互いに可愛いって言い合って、クスクス笑い合う。
R「…昔、セカンドさんのツアーについて回らせてもらってた時みたいで、めちゃくちゃ嬉しかったです。」
『…私も。誘ってくれて、本当にありがとう。』
R「…Aちゃんを輝かせるために歌いますから!」
『いや、違うよ?!陸ちゃん!私が、みんなを輝かせるんだからね?!私は目立っちゃダメなの!』
冬のライブオンライン Fan's SNS→←EXILE TRAIN
920人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキ(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます(*^^*) (2021年9月30日 21時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
rhszh(プロフ) - 更新ありがとうございます!早速読みました!最高です!お誕生日おめでとうケンチさん! (2021年9月30日 0時) (レス) id: e78e4a67b5 (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - にゃんちゅうさんの小説大好きで何回も読んでいます!赤ちゃんも産まれてこれからどうなっていくのか続きが楽しみです! (2021年4月9日 0時) (レス) id: 1cb6a41e93 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - キャー(/▽\)♪ (2020年9月30日 7時) (レス) id: 5f63e3cc55 (このIDを非表示/違反報告)
きくりん(プロフ) - あらあらケンチさん鋭いですね。啓司さんとケンチさんの中が悪くなりませんように (2020年9月7日 0時) (レス) id: 97f67c1a4a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゃんちゅう | 作成日時:2018年12月16日 0時