Bernstein ページ5
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小さい頃からコブラと一緒に過ごしてきた私にとって、ナオミは初めての女の子の親友と呼べる存在だった。
幼い頃に母親を亡くした私と、幼くして両親のいないナオミは、不思議なくらいに意気投合し、互いの気持ちを、手に取るように理解できていた。
中学生になった頃、思春期に突入し、コブラたちとは、ほんの少しだけ、距離を置いた時期があった。
それが少し、寂しくもあり、男と女と別の生き物なのだから、仕方ないと思うこともあった。
ナオミは毎日のように遊びに誘ってくれた。
「ほら、入って入って！」
『…お邪魔します…』
「あ…兄貴もいんのかよ…」
初めて、ナオミのお家に遊びに行ったとき、その瞬間は訪れた。
「おかえりー…って！おま！友達っ？！」
目の前に現れた、背の高い、穏やかそうな男性は、ナオミが私を自宅に招いたことが相当な驚きだった様子で、叫んだ。
「うるせーな…Aがビビんだろ。」
『…ナオミ、やっぱり私…』
「どうぞ！どうぞ入ってAちゃん！俺、こいつの兄貴の龍也！よろしくね！俺の友達もいるんだけどさ、向こうで一緒に話そうよ！」
『あの…』
にこやかな表情で、断る隙も与えない龍也さんに手を引かれ、向かった先のリビングルームで、彼に、出会った。
「琥珀ー！ナオミの友達のAちゃん！ナオミが女友達連れてくるなんて…嬉しくて嬉しくて…一緒に飯食ってもいいよな？！」
「ちょ！兄貴！！」
「…うるせーな(笑)」
大きな身体を揺らして、クツクツと笑う彼に、一気に惹き込まれた。
「はじめまして。琥珀って呼ばれてます。」
『…こ、はく…さん…』
大きな大きな手のひらは、大地のように暖かくて。
どこかホッとした気持ちになれたことを覚えている。
Dieses Treffen war Schicksal.
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にゃんちゅう(プロフ) - 白濱ゆあさん» 嬉しいコメント、ありがとうございます！のろのろ更新ですが…ぼちぼちTHE MOVIEの方も公開できそうです！ので、もう少々お待ちくださいね〜！ (2017年3月12日 2時) (
レス) id: 1961de09fc (このIDを非表示/違反報告)
白濱ゆあ(プロフ) - このお話すごく好きです！！！次の更新も楽しみにしてます！！THE MOVIE の方も！楽しみに待ってます！！作者さんのペースで頑張ってください！！ (2017年3月7日 14時) (レス) id: 0c3fdd77dd (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - にゃんちゅうさん» はい！頑張ってください！ (2017年2月18日 20時) (レス) id: cb161fd6de (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅう(プロフ) - しおりさん» コメントありがとうございます！やはり、コブラ大人気ですね(^^)！琥珀さん落ち予定でしたが…コブラ落ちバージョンも考えてみますね！ (2017年2月18日 19時) (レス) id: 1961de09fc (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅう(プロフ) - るるさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！るるさんのパワーの源となれるように、続きも頑張りますー！ (2017年2月18日 19時) (レス) id: 1961de09fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんちゅう
| 作成日時：2017年1月23日 0時
