ライブ終わりに ページ7
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パフォーマーMC入って、Aからだ!と思ったら、ポロポロ泣き出してびっくりした…
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マイク持って、上目遣いで龍友くん見つめて
泣きそうになって助け求めてたの可愛かったし
ポロポロ泣き出した時は
周りの男たちがオロオロしだすのちょっと面白かったww
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A「皆さんと会えない間も歌い、踊り続けてきたんですけど…やっぱりリアルな反応がない分、これはどう思われるんだろうとか色々考えてしまうこともあったし…何のために踊ってるんだろうって…自分自身も見失いかけてて…埼玉と大阪でたくさんのファンの皆さんの笑顔や、真剣にこのステージを見てくださっている姿を見て…すごくすごく幸せだなって…実感できました。」
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A「まだまだGENEのみんなで踊り続けたい…そして、色んな思いでライブに来るのを断念した全国の皆さんとも、会場で笑顔で一緒に歌って、踊って、たくさん騒ぎたい!そんな日が絶対に戻ってくると信じて。頑張らなくてもいい、休んだっていい。自分の心を大切に、一緒に歩んでいきましょうね。」
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自分たちもしんどかっただろうに、オタクたちのことも想ってくれるAの優しさに泣いた……
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Aが話し終わった後、龍友くんが肩抱いて片手で頭わしゃわしゃしてたのかっこよすぎて泣いた……
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Aも自分の心を大切に…元気でまた会おうね!
最終の新幹線に飛び乗って、少し経った頃に震え出したスマホを持って、座席を離れる。
『もしもし?』
樹「…あ、ごめん…今日直帰だった?電話大丈夫?」
『あーうん、デッキ出てきたから大丈夫だよ!どうしたの?』
樹「…見たから。配信。」
『…うん、ありがとう。』
樹「…大福、ずっとAのこと見てたよ。」
『うん。』
樹「アップで映るとテレビ台に飛び乗って、ぺろぺろ舐めてさ…」
『…う…ごめん…』
樹「…あのさ、A…」
『…なぁに?いっちゃん。』
大好きな声に、少し甘えて返せば。
樹「…頑張ったね。お疲れ様。」
低くて、優しい声で返ってくる。
思わず泣きそうになったけど、通りかかったおじさんと目が合って、笑いながら慌てて窓の外に視線を送る。
『…いっちゃん、早く会いたい。』
樹「…うん。待ってる。」
その声に、ふぅっと息を吐いて座席に戻れば、玲於に緩んだ頬を突っつかれる。
『あのね、いっちゃんがね…!』
玲於「…うるせー…寝かせろよブス…」
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作者名:にゃんちゅう | 作成日時:2021年5月29日 1時