54話 ページ7
「さ、相良君…！？」
目の前には探しに行こうと思っていた相良君の姿が。
どうやら学校の異変に気が付きどっからか駆け付けてくれた様だ。
「怪我は？お前アイツらに何もされてねぇよな？」
「う、うん…」
相良君の顔を見て安心したのか滝の様に流れ出す涙
「おいおい何泣いてんだよ」
「怖かったぁ…良かった…相良君で…柳って人じゃなくて…相良君何処にいたの…」
「すまん…屋上で寝てた」
「きょ、今日は起きててほしかったよぉ…」
「泣くんじゃねぇよ、みっともねぇ！」
子供の様に泣き出す私にバシッと背中に喝を入れられた。
「で？智司はどこ行った？」
「さ、片桐君は今下で戦ってて…」
「そうか、分かった。お前も一緒に来い」
「うん…！」
良かった、取り敢えず大丈夫だよね…？
相良君の後ろを歩き廊下に出る。
さっきまで聞こえていた柳とか言う奴はどうやら居ないみたいでやけに静か過ぎる廊下が怪しく感じた。
そういえば相良君、北根高校の人達と鉢合わせとかしなかったのかな？
「んぐっ！？」
前を歩いてたと思った相良君が急に立ち止まりぶつかってしまった。
「おいおい、待ち合わせしてたのかよ」
「多い…！」
前から敵の高校がゾロゾロゾロゾロと
「冬木、お前腕っぷちは？」
「下の下です！」
「だよな、よし下がってろ」
「はい！先生！」
相良君は首をポキポキと鳴らすと走って敵の集団の中に飛び込んでいった。
そして楽しそうにボゴボゴに相手を倒していく
私はと言うと、、、
端っこの方で固まって見守る事ぐらいだった
もっと私も理子ちゃんや京子ちゃんみたいに喧嘩が強かったら役に立ったのにな…
「Aちゃん♡そんな所に居たんだね」
「え！？うっ！！」
殴られた…？
一瞬だった。
名前を呼ばれ反射的に声のする方を向いたら腹部に激痛が走り身を縮めるようにして私は意識を手放した。
「捕まえた♡」
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年7月8日 9時) (
レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 続きがとっても気になって毎日見に来てしまいます(笑)楽しみにこれからも待ってます！ (2021年11月16日 23時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
真昼の星 - おもしろい！おもしろいです！続きも楽しみにしてます！ (2021年5月19日 18時) (レス) id: ecdffb4487 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - SINGさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私も今日俺は片桐君推しなので仲間がいて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2021年5月4日 12時) (レス) id: 2f0ef64b32 (このIDを非表示/違反報告)
SING - 最近今日から俺はに再熱し始めまして…！特に片桐智司推しているので、この小説はとても好きです(*^o^*)これからもがんばってください！ (2021年5月4日 9時) (レス) id: 7677a5e234 (このIDを非表示/違反報告)
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