開久の女の娘 2

67話 ページ20

「東京の話に戻るけどよ、5人でも別にいいけどAも誰か呼びたい奴いるなら呼んでもいいぞ」

三橋君の問いに真っ先に出てきた人物はもちろん彼で

「じゃ片桐君！」

即答で三橋君に却下された

「もっと絡みやすい奴にしてくれ」

「えー私男友達少ないし…開久でなら最近気軽に話せるようになった人がチラホラ…」

「何でよりによって開久なんだよ…と言いたい所だがそこの生徒だから仕方ないのか…？いや、辞めなさいそんな男達と絡むのは！お父さん許しませんよ！？」

「いつからAのお父さんになったのよ」

「困ったなぁ…三橋君適当に誰か連れてきてよ…」

「ならアイツだな」

「ん？誰かいるの？」

「俺の舎弟で逆らう事の出来ない奴だ。アイツならAに手を出す心配も無いし俺に従順だ」

「まさかサンちゃん…佐川君を呼ぶの？」

「そうさ！！アイツに東京の観光スポット云々全てリサーチさせて当日は思いっきり楽しむのだ！！」

「佐川君？初めて聞いた名前…仲良くなれるかな」

「ならなくてよろしい！！アイツは俺ら専用のガイドでありそれ以下でもそれ以上でもない！！Aは俺らと一緒に居ればいいのじゃ！！」

「理子ちゃんと京子ちゃんがいれば何でもいいや！」

「うぉい！俺もそこに入れろ！！」

と、言う事で三橋君の友達の佐川君て人が来る事になった。

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