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二十一話 ページ22

「わぁ!凄いお部屋だ、目がチカチカするよ!」

「もぉ〜そんな事言わないで〜カラフルで可愛い部屋でしょ?」

「うーん…」

Aは事務所をきょろきょろと物珍しそうに見渡し「お洋服いっぱい!!」と作り掛けの服が飾ってある所まで駆け寄った。

「それいいでしょ?まだ完成はしてないんだけどね…」

「これ飴のお兄ちゃんが作ったの!?」

「そうだよ〜」なんて笑って答えると、「かわいい!!Aもこう言う服着たい!」と僕のデザインした服を指差しながらきらきらした目で僕を見た。

「あっはは!そんなに気に入ってくれたの??」

「うん!」

「ねぇねぇ、もっと飴のお兄ちゃんが作った服みたいなぁ!」

「いいよ、こっちにおいでAちゃん!」

嬉しそうに僕の元に近づいて来てくれたAを
膝の上に乗せ僕がデザインした服の絵を見せると
「わぁ…」と小さく声を上げるた。

「これ飴のお兄ちゃんが描いたの??」

「そうだよー!」

「上手だね!あ、このお洋服と似たのA持ってるよ!」

「ほんと?じゃそれ僕がデザインしたやつかもね!」

「だったら嬉しいなぁ!」と嬉しそうに笑う姿が
可愛くて思わずぎゅーと後ろから抱き締める。

いい匂い。

キツイ香水の匂いではなく、優しくほんのり香る
ミルクの様な甘い匂い。

不思議だなぁ、この子といると自然と心が
満たされる気がする。
 
きっと、この子と暮らしたら毎日癒されて、僕の中の黒くて歪んだ心が浄化されていくんだろうなぁ。

もっと笑って欲しいなぁ、俺のそばで。

この子が欲しい…。

「いいなぁ〜アイツが羨ましい」

「アイツってだーれ??」

「ん??だーれかな♪♪」

「えぇ〜教えて教えて!」

「だーめ!それよりAちゃん、僕が髪の毛を可愛く結んで見てもいい?」

「うん!!」

「僕髪の毛弄るのも好きなんだぁ♪♪あ、僕とお揃いの赤いリボン付けてあげるからね!」

(綺麗に伸びた髪をいい感じにヘアアレンジし、僕とお揃いの赤いリボンを付け鏡の前にAを立たす。

「わぁ!かわいい!!こんなの初めて!」

「Aちゃん可愛いよ〜!流石僕☆」

僕がAの肩に手を置き鏡越しに笑いかけると
くるっとこっちを向き嬉しそうに僕の胸のリボンと自分の髪に付けた赤いリボンを指差した。

「ふふ、飴のお兄ちゃんとお揃いだよ!」

「そうだよ、、、僕とお揃い。嬉しい?」

「うん!!」

「…そっか、僕もAちゃんとお揃いの物ができて嬉しいよ」

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雪乃(プロフ) - 続き待ってます (10月8日 23時) (レス) @page40 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - 讃良さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!コロナに負けずお互い頑張りましょう!!これからもよろしくお願いします! (2020年8月4日 1時) (レス) id: 2f0ef64b32 (このIDを非表示/違反報告)
讃良 - とても面白く、ずっと頬の筋肉が緩みっぱなしでした。続きをお待ちしております!体にだけは気をつけて…! (2020年8月2日 11時) (レス) id: 0970343196 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ワロタwwさん» コメントありがとございます!のれからもよろしくお願いします!! (2020年7月21日 21時) (レス) id: 2f0ef64b32 (このIDを非表示/違反報告)
ワロタww - すごい展開にコメしたくて仕方なくなってしまったwwww初コメここに通ります。面白くて好きです(^-^) (2020年7月12日 22時) (レス) id: 1c977d7f9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさこ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月6日 22時

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