検索窓
今日:13 hit、昨日:17 hit、合計:49,236 hit

64話 ページ20

「A……」

玄関先でお母さんが心配そうな顔で私を呼んだ。

A「…なに、お母さん。」

母「お母さん、貴方が心配で…。今日帰って来たら何があったか話してくれる?」

…そうだよね。お母さん、心配するよね。

「学校行きたくない。」なんて、わがまま言ったの初めてだから…。

A「うん、ありがとう。」

哲也「行こう。A」

A「……」

先輩が手を差し出してくれたが私はその手を掴まず
お母さんに「行って来ます。」と手を振った。

哲也「A……」

学校−…

哲也「じゃ、後でな。A」

「…ありがとうございました。」

先輩に頭を下げ教室の扉を開ける。

どうやら二時間目は移動らしい。
教室に入ると数人しか教室に残っていなかった。

その中に栄純の姿も…。

栄純「A…!おはよう、良かった。学校来てくれたんだな。次移動だから、俺待ってたんだぜ。一緒に行こう?」

「……」

栄純「どうした?あ、そーだ。お昼また倉持先輩達と一緒に食べようぜ!ほら、昨日は断られたけどw今日はいいよな!」

何がいいんだか…。
私はもう栄純とは一緒に居たくないのに。

野球部の皆が何を考えてるのか分からないし。

栄純「A…。あのさ。」

A「!」

ドサッ

突然机の上に押し倒され手首を掴まれた。

え…何……?

ち、近い…。栄純の顔…。目の前…

頭がパニックになる事を余所に栄純は楽しそうに笑う。

A「ど、どいて!離してよ…!」

うっ…すごい力…ビクともしない……。

栄純「大丈夫、もう俺達以外誰もいないから。」

A「え?」

ほんとだ…。いつのまに…。

栄純「俺達を拒否するなんて、、、
いけない子だなAは。お仕置き」

A「!」

栄純は私の口を塞ぎ始めたかと思うと、舌が口の中にヌルリと入ってきた。

A「!!っ…んっ…」

嫌だっ、助けて誰か…!

長くて深いキスに段々と苦しくなってくる。
息が…。

A「んんっ…!」

私が目をギュッと瞑ると、栄純がやっと口を離してくれ銀の糸がプツリと切れた。

65話→←63話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (97 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
204人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 狂愛 , ヤンデレ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています! (2020年9月18日 10時) (レス) id: 41d100ec6e (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!続き書かなきゃなぁと思いつつまったく書けずでした。しかしコメントいただき励まされました!近いうちに更新出来る様に作成中です!もう暫くお待ち下さい! (2020年9月18日 6時) (レス) id: 2f0ef64b32 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年9月18日 1時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - snowmeltさん» ありがとうございます!そう言ってくれて嬉しいです!! (2018年2月19日 20時) (レス) id: 85a22ae82f (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - もちたさん» ありがとうございます!頑張ります!亀のペースで… (2018年2月19日 20時) (レス) id: 85a22ae82f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:うさこ&あいら@十四松推し(o´罒`o)人♡ x他2人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年2月14日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。