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流星群14 ページ4
雅「ただいま、…おや。Aさん、どうしたんですか?玄関にいるなんて」
「あ、さっきキャレンを見送って」
雅「あー、キャレンですね。もしかして、僕と入れ違いになりましたか?それにしても、ずいぶん長い時間ここにいたんですね。仕事に遅れてなければいいのですが。」
本当はキャレンは一時間前に帰っちゃったんだけどね。…言えないよ。
逃げようかどうしようか、迷ってたなんて
雅「ではAさん。いきましようか」
「行くって?」
雅「もちろん、流星群を見に」
「早くないですか?」
雅「山まで行きますからね、むしろ遅いくらいですよ。Aさんも準備してください。」
シャツ越しからでも分かる雨宮さんの引き締まった体に思わず赤面してしまう。
いけない。雨宮さんを好きなことを悟られちゃダメだ。
心のなかを見透かされないように自分の部屋へと戻った。
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作成日時:2016年11月9日 0時